韓国ミュージカルの新作を紹介!「K-Musical Roadshow in TOKYO」12月14日に開催決定
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韓国ミュージカルは、今年だけでも「サンキュー・ベリー・ストロベリー」「マリー・キュリー」「ダーウィン・ヤング 悪の起源」「DEVIL」「フィーダシュタント」「伝説のリトルバスケットボ―ル団」など、日本でも数多く上演されており、韓国発のコンテンツとして注目を集めている。
同センターが主催する「K-Musical Market」では英米、中国、日本からプロデューサーを韓国に招き、現地で韓国オリジナル・ミュージカルの紹介と交流も実施しており、新たなコンテンツとしてオリジナル・ミュージカルの海外進出を狙い、さまざまな施策が実施されている。
また、今回は司会進行を韓国ミュージカルへも出演し渡韓し現地での観劇も多い俳優・加藤和樹、韓国ミュージカルに造詣の深いキム・テイが務める。
■イベント情報
「K-Musical Roadshow in TOKYO」
2023年12月14日(木)開催
13時開演 ※上演時間約3時間
【会場】
I'M A SHOW(アイマショウ)
東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館 7F
【司会】
加藤和樹
キム・テイ
主催:韓国芸術経営支援センター
運営:K-Musical Roadshow日本事務局
後援:韓国文化体育観光部、韓国文化芸術委員会
【参加作品】
・NTAカンパニー製作「ブラームス」(作:ソン・スミン、作曲:ジン・ジュベク)
「ブラームス」は、19世紀を代表する音楽家のヨハネス・ブラームス、クララ・シューマン、ロベルト・シューマンの3人を描いた作品。ブラームスが愛したクララとその夫のロベルトの実話から、3人の関係の背後にある芸術と愛について問いかける。
19世紀を彩ったロマンチックな音楽と映像を活かしたメディアアートの世界と融合させた演出も、韓国で話題となった。
作・演出:ソン・スミン(「サン=デグジュペリ」「ラスト・ムーン」)
音楽:ジン・ジュベク(「サン=デグジュペリ」)
・カルチャーホリック製作「ドラララ歯科」(脚本:キム・ジョンミン、作曲:ソン・チャンギョン)
韓国のロングセラー絵本が原作。深夜12時にオープンする歯科医院が舞台。ドラキュラだけど、優しくて愛情深い歯医者のララは歯だけでなく、心も治療していく。歯医者を怖がる子どもたちに勇気と想像力を届ける物語です。歯磨きの大切さや習慣を歌やダンスで学ぶことができ、昨年の初演は観客占有率の90%以上の好評を博した。
脚本:キム・ジョンミン(「ニジンスキー」「飛べ!テコンドー」「野球王マリーンズ」など、子供へアピールする劇作に定評がある)
作曲:ソン・チャンギョン(「ニジンスキー」「飛べ!テコンドー」「野球王マリーンズ」など、作のキム・ジョンミンさんの夫で夫婦クリエーター)
・ネオ製作「最後の事件」(作:ソン・ジェジュン、作曲:ホン・ジョンイ)
韓国ミュージカル界を代表するソン・ジェジュンが脚本、作曲は「国楽(くがく)」出身のホン・ジョンイ。
作家コナン・ドイルの創作の苦悩と実話をベースに、名探偵ホームズ誕生の裏に迫る。作者と生れ出たキャラクターの対峙、成功と夢が生み出す死の真相……。「死の賛美」など熱狂的なマニアファンを生み出すネオらしいミステリアスでダークなミュージカル。
作・演出:ソン・ジェジュン(「カフェ・イン」「RUN TO YOU」「神と共に」「シングルズ」など、韓国ミュージカルを代表するクリエーター)
音楽:ホン・ジョンイ(新人)
・文化アイコン製作「春を描く」(作:イ・ジヒョン、作曲:ホン・イェ)
新人の劇作家、作曲家による伝統楽器と電子楽器を融合させた意欲作。美術展で幻の絵が発見され、その絵を見たキュレーターと作曲家は過去へと導かれる。時間を超えた運命的なラブストーリーを美しい絵を背景に抒情的に綴る。2013年、CJ文化財団のCJCreative Minds Musical部門に選出されリーディング公演を行った後、約8年後にミュージカルへ生まれ変わった作品。
・アシン・アートカンパニー製作「不思議な家」(作:キム・テリン、作曲:チェ・ヒヨン)
店主が亡くなり放置されたカルグクス(うどん)店が舞台。店を処分しようと娘が帰ってくると、家の神々たちがあの手この手で再建を企てて…。伝統音楽に現代音楽を融合。現代人が忘れがちな「もの」に対する価値と大切さを見直す物語。戯曲「神秘のレストラン 百年麺」をベースにミュージカル化。
作:キム・テリン
作曲:チェ・ヒヨン
■関連リンク
「K-Musical Roadshow」公式HP
記者 : Kstyle編集部