東方神起 チャンミン、ミュージカル初挑戦!「ベンジャミン・バトン」豪華キャストを公開

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写真=EMKエンターテインメント
創作ミュージカル「ベンジャミン・バトン」が、待望の初演キャストを公開した。

制作会社EMKミュージカルカンパニー(以下、EMK)は5月11日にソウル世宗(セジョン)Mシアターで開幕する2024年新作ミュージカル「ベンジャミン・バトン」のキャストを発表し、レジェンドラインナップで華やかに誕生する作品への期待を高めた。

ミュージカル「ベンジャミン・バトン」は、映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の原作としても有名なF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を原案とし、EMKが2024年に新たに披露する創作ミュージカルだ。すでに小説と映画を通じてその作品性が認められており、2021年にCJ文化財団の「STAGE UP」最終支援作品に選ばれたミュージカル「ベンジャミン・バトン」が、EMKの手によって華やかに再誕生するものと期待されている。

作品は、ジャズ全盛期を背景に、年齢を重ねるにつれてますます若くなるベンジャミン・バトンの生涯を通じて、人生の喜びと愛、喪失の悲しみ、時と時代を超えて存在する普遍的な人間の人生を眺望する予定だ。これまでミュージカル「マタ・ハリ」「笑う男」「エクスカリバー」「ベートーヴェン; Beethoven Secret」「フリーダ」など、ウェルメイド創作作品を制作してきたEMKが、「ベンジャミン・バトン」をミュージカルとして誕生させ、韓国のミュージカル市場の可能性を広げる見通しだ。

老人の姿で生まれて次第に若返る男、ママが教えてくれた人生のスイートスポットがジャズクラブの歌姫ブルー・ル・モニエだと確信し、彼女との愛を追いかけて生涯を捧げるベンジャミン・バトン役は、キム・ジェボム、東方神起のチャンミン、キム・ソンシクが演じる。

ブルー・ル・モニエ役にはキム・ソヒャン、パク・ウンミ、イ・アルムソルが抜擢された。ジャズクラブの運営者であるママ役には、ハ・ウンソム(キム・ナユン)とキム・ジソンが加わり、ブルーのマネージャーであるジェリー役はミン・ジェワンとパク・グァンソンが演じる。

また、列車の駅員をはじめ様々な脇役を務めるスコット役にはソン・チャンギュン&カン・ウニルが演じ、モートン役にはク・ベクサン&イ・スンヒョン、マートル役にはシン・チェリム&パク・グクソンがキャスティングされた。

豪華キャストに負けず劣らず、創作陣への期待も高い。ミュージカル「ウェルテル」「風の丘を越えて/西便制」「男衝動」など、数々の力作を生み出したチョ・グァンファが脚本・演出を手掛け、ミュージカル「国境の南」などで感性的な音楽を披露した作曲家のイ・ナオが、作曲に参加する。韓国を代表する名演出家として知られるチョ・グァンファと、新しい風を巻き起こすイ・ナオが生み出すシナジー(相乗効果)に注目が集まる。

また、今回のミュージカル「ベンジャミン・バトン」は、ミュージカル「レベッカ」「エクスカリバー」「ウェルテル」など、30年間舞台デザイナーとして活躍してきたデザイナーのチョン・スンホが手掛ける最後のミュージカル作品ということで注目を集めている。チョン・スンホは、ボックスのオブジェを活用した独創的なステージで、奇妙で神秘的なベンジャミン・バトンの生涯の中に吸い込まれるような画期的な舞台デザインで、没入感をさらに高める見通しだ。

ミュージカル「ベンジャミン・バトン」のミュージカルをさらに特別なものにする"パペット”を活用した舞台演出にも期待が集まる。オブジェアーティストのムン・スホが作中で時間を逆行するベンジャミン・バトンの年齢の変化をパペットで表現し、彼の特別な人生をより豊かに表現する予定だ。マリオネットの本場であるチェコで修行したムン・スホ作家は、「ベンジャミン・バトン」を通じて新しい舞台構成を披露することが期待されている。

ミュージカル「ベンジャミン・バトン」は5月11日に韓国で開幕し、6月30日までソウル・世宗Mシアターで上演される。

記者 : パク・スイン