キム・ジョンヒョン&元April ヒョンジュ&B1A4 バロ出演の新ウェブドラマ「始まりはキス」2000年代の感性を予告(総合)

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写真=KBS Joy
「始まりはキス」が2000年代の感性を届ける。

韓国で5月1日の午後、KBS Joyのウェブドラマ「始まりはキス」のオンライン制作発表会が行われ、元Aprilのヒョンジュ、キム・ジョンヒョン(NU'ESTのJR)、B1A4のバロが出席した。 

同作は、一生にたった一度だったその年の春、未熟で不器用だが、恋愛がしたい3人の男女の熱い初恋のストーリーを描いたローカルハイティーンラブコメディだ。2000年代を舞台に、“Y2K(2000年のこと)感性”が漂うレトロミュージックで目と耳を捉える予定だ。

この日、キム・ジョンヒョンはキム・ボム役について「傷ついて木浦(モッポ)へ転校した少年だ。イルラクとファン・グに出会って傷を癒し、本物の愛に目覚めて直進するキャラクターだ」と説明した。

また「2000年代が舞台だ。その頃は僕も生徒だったので、台本を見て『僕が生徒なら、こんな恋愛をやってみたのかな』と没頭して読んだ。キャラクターを感じてみたいと思った」とし「シナリオを見て、胸を打つ部分があったし、自分の生徒時代を思い出させるシナリオだから、この役割に絶対挑戦してみたかった」と明かした。

ペク・イルラク役のヒョンジュは「イルラクは作文が趣味で、心の中で初キスのロマンを大きく持っている子だ。純粋で活気溢れる、予測できないキャラクターだ」と紹介した。

彼女は台本を最初にもらった時「学生当時、ネット小説をよく楽しんでいて、その頃を思い出した。『イルラク役をやってみたい』と思った」とし「台本がすごく魅力的だったし、イルラクがとても愛しかった。『絶対出演したい』と思った」と出演を決めた理由を明かした。

ファン・グ役を務めるバロは「イルラクとは幼馴染だが、ある瞬間から彼女を女性として認識し、ボムが登場するとイルラクを奪われないように孤軍奮闘するキャラクターだ」と述べた。

また、出演理由として彼は「台本がとても面白かったし、ファン・グというキャラクターを自分の性格通りによく表現できそうだと思った」と説明した。

3人は、撮影中に印象的だったエピソードにも言及した。まず、ヒョンジュは「多すぎる」とし「初日に最後のシーンを撮影した。思ったより天気も寒くて風も吹くのに、みんなで走るシーンだった。青春という感じがした」と初撮影を思い出した。

バロは「全体的に楽しかった」とし「撮影を休む日に『一緒に海に遊びに行って、ローラースケートをしに行こうよ』と言った。そこで3人でローラースケートをしたが、その時が一番記憶に残っている」と述べた。これにキム・ジョンヒョンは「すべてが楽しい思い出だった。僕も同じだ」と笑顔を見せた。

ヒョンジュはペク・イルラクとのシンクロ率を尋ねる質問に「イルラクは作文が趣味だが、私も作文が趣味だから共感できた」と述べた。キム・ジョンヒョンはヒョンジュについて「ペク・イルラクそのものだった」と、純粋で無邪気だったと伝えた。ヒョンジュは「イルラクの予測できない活気溢れる魅力に注目していただきたい。イルラクは分別がないように見えるが、内面は暖かい子だから大目に見てほしい」と強調した。

“狎鴎亭(アックジョン)プリンス”キム・ボム役に扮したキム・ジョンヒョンは「心境の変化というか。木浦に来た時、どんな気持ちで来たか、イルラクに出会って彼女があるセリフを言う時『どうしたんだ』と思う状況が起こるが、そういう部分でどういう風に変化を与えればいいか悩んだ」と重点を置いた点について説明した。

バロはキム・ジョンヒョンの演技について「100%一致していると思う。普段はよく笑って愛嬌も多いが、プリンスのボムがセリフを発する時は、ソウルのちゃっかり者のように憎たらしくて冷たいが、イケメンにだけできるセリフを自然に言っていた。実際に彼にこのような一面があったのか、と思うほど上手だった」と褒め称えた。

バロは“ポムセンポムサ(格好つけるために見栄を張る)”ファン・グ役について「不良なキャラクターだ。ファン・グが見せるべきエネルギー、テンションに集中した。18年間、友人だと思っていたイルラクをある瞬間、女性として意識してしまう視点や感情の変化に集中した」とし「ボムに会って三角関係が形成された時には、彼の前でくじけないように、強いふりをしようとするファン・グの様子にも気を使った」と述べた。

キム・ジョンヒョンは「バロさんがファン・グ役を演じる姿を見て『あのようにも演技できるんだ』と学んだ。私もいつかは彼のように演じてみたい。キム・ボムという配役を彼のように演じたらどうなるかな、とも思った。彼と撮影するのが本当に楽しかった」と伝えて暖かい雰囲気を演出した。

最後にキム・ジョンヒョンは同作の魅力について「2000年代が舞台で、OST(挿入曲)も昔の思い出を刺激するような楽曲になっていて、この作品を見て『自分の学生時代はあのような感じだった』と感じることができると思う」とし「この作品を見て生徒時代の初恋を思い出して、懐かしむのも面白いじゃないかと思う」と語った。

またヒョンジュは「その時、その時代の感性を一緒に感じて、思い出したいと思う。私たち3人のケミ(ケミストリー、相手との相性)が最高だったが、そのケミも注目してほしい」と語り、バロは「木浦がすごくきれいだった。風景もいいし、季節感もいい。気軽に見られる作品だ」と語った。

同作は、韓国で5月8日の午後5時より配信が開始される。

記者 : パク・ソヨン