女優のキム・ヒオラが圧倒的なオーラをアピールした。

最近、ファッション誌「marie claire」は「ジェンダー・フリー 2023」プロジェクトに参加したキム・ヒオラのグラビアと映像を公開した。

演技するのに性別は重要ではない、ということを見せる趣旨で6年間行われている同誌の「ジェンダー・フリー」プロジェクトは、女優が男性キャラクターの一場面を演じる。

彼女は今回のプロジェクトで、演劇「報道指針」の中のジョンベに変身した。彼女はひどい拷問にもかかわらず信念を守って、最後に陳述をする記者の姿を演じた。軍事政権時代、実際に存在した人物たちの陳述に基づき、「真実の言葉の力」を見せてくれる演劇「報道指針」は4年前、彼女が出演した作品でもある。

映像で彼女は、絶望的な心境を収めた淡々とした顔で最終陳述を吐き出して、堂々として決断力ある姿で関心を集めた。すぐに人々を圧倒する力強い声と深い眼差しで、劇中の人物を完璧に再現した彼女は、爆発するエネルギーで見る人々を感心させた。

また、グラビアで彼女は神秘的で夢幻的な魅力をまとめる独創的な色をアピールして目を引いた。深い眼差しと大胆なポーズで“グラビア職人”の一面を見せつけた彼女は、今回のグラビアでナチュラルでユニークな魅力を思いきり披露した。

グラビア撮影後に行ったインタビューで彼女は「同僚たちとタイミングが良い、時代に恵まれている、とよく言う。今は多くのクリエーターが消耗的な人物を作らないため悩む。私も撮影中に考えが狭いのではないか、典型に頼っているのではないか、と悩んだりする」と、演技への悩みと考えを伝えた。

彼女はNetflixシリーズ「ザ・グローリー ～輝かしき復讐～」で画家のイ・サラ役を務めて人気を博した。