映画「THE FIRST SLAM DUNK」韓国語吹き替えを担当した声優が秘話を告白“続編を期待している”

Newsen |

写真=KBSクールFM「イ・ギグァンの歌謡広場」
「THE FIRST SLAM DUNK」の声優カン・スジンとチャン・ミンヒョクが、愉快なトークを披露した。

韓国で最近放送されたKBSクールFM「イ・ギグァンの歌謡広場」には、日本アニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」の吹き替えを担当した声優のカン・スジン(カン・ベクホ/桜木花道役)、チャン・ミンヒョク(チョン・デマン/三井寿)がゲスト出演した。

同日、カン・スジンは自身が担当したキャラクターの他にやってみたかった役があったかという質問に「昔、同シリーズを担当した時からそうだったけれど、今でも桜木花道に一筋だ」と答えた。

彼は「僕が声優であるため、桜木花道役ができるのだ。もしドラマ、演劇、映画で役者をしていたら、絶対に桜木花道はできない。物理的にダメだ。無理だ」とし「現実的に不可能なことを体験することができるのが声優の魅力であるため、ずっと桜木花道だけが好きだ」と明らかにした。

チャン・ミンヒョクは「僕は学生時代からこの作品に触れていた。登場人物が順に登場するけれど、最初は流川楓が好きで、流川楓のようになりたいと思っていた」とし「オーディションを受ける時、三井寿役を受けた後に流川楓も受けたかった。セリフも『どアホ!』だけだったので」とし、笑いを誘った。それでも彼は「年を重ねたら、三井寿と似てきた」とし、自身と三井寿の高いシンクロ率を認めた。

カン・スジンとチャン・ミンヒョクには共通点があった。2人は探偵のキャラクターの声を務めた経歴がある。チャン・ミンヒョクは、BBCドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の吹き替え版でシャーロック役を務め、カン・スジンは日本アニメ「名探偵コナン」の吹き替え版で工藤新一役を務めた。イ・ギグァンは彼らに「正直、どちらが推理上手だと思うか」と聞いた。

カン・スジンは「『名探偵コナン』の工藤新一は、実はシャーロックをモデルにしていると聞いた。コナン・ドイル。工藤新一はシャーロックに似ている」と答え「コナンのファンに怒られそうだ」と、人々の反応を心配して笑いを誘った。

チャン・ミンヒョクは「僕も完全オリジナルではないけれど、推理はホームズのほうが上手だと思う」と答えた。しかし彼は「僕たちのほうはシリーズがこれ以上出てこない。長期的に見た場合、コナンのほうがより多くの推理をするかもしれない。(シャーロックも)推理をしたいけれど、新しい作品が出てこない」と付け加えて注目を集めた。

あるリスナーは、「SLAM DUNK」の原作シリーズを読んでいなくても「THE FIRST SLAM DUNK」を楽しめるかと質問した。これにチャン・ミンヒョクは「実はスキップされるシーンも知っていたので面白かったけれど、全然読んでいない方が知らない状態で観ても面白いと言っていた」と明かした。カン・スジンも「知識がなくても1本だけで完璧な構成になっているので面白い」とし、チャン・ミンヒョクは「映画を観たら本が読みたくなる。僕が知らないあれは何だろう、あのサインで人々はなぜ笑うんだろう、と気になると思う」と付け加えた。

彼らは「THE FIRST SLAM DUNK」のファンたちを熱狂させるいくつかの発言を残した。カン・スジンは、吹き替え版の予約が難しいというリスナーの言葉に「僕も配給会社に『吹き替えを求める声があるので増やしてほしい』と訴えた。増やす計画はあるらしい」と話した。

続いてチャン・ミンヒョクは「今回が『THE FIRST SLAM DUNK』なので、SECONDもTHIRDも出てきて、5人全員が登場するか、新作が出てくるんじゃないかと思っている。予告編で監督が宮城リョータに『今回は君の舞台だ』と言うセリフがある。僕の予想では、ポジション別に出てくるんじゃないかと思う。次は三井寿ではないだろうか。そうなってほしい」と話し、カン・スジンも「そのような期待を抱かせるストーリーだ」と付け加え、期待を高めた。

また、彼らは揃って最愛のキャラクターとして“赤木晴子(本作のヒロイン)”を選んで笑いを誘った。

・映画「THE FIRST SLAM DUNK」韓国でも大ヒット!公開から2週間で観客動員数100万人を突破

・映画「THE FIRST SLAM DUNK」韓国で2023年1月に公開決定!キャラクターの韓国名にも注目

記者 : ソ・ユナ