お笑い芸人パク・スホン、妻の賭博やDV疑惑も…警察の調査で潔白を晴らす

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写真=マイデイリー DB
お笑い芸人パク・スホンをめぐる各疑惑が、虚偽事実であったことが明らかになった。これにより、パク・スホン夫婦の潔白が証明されたのだ。

本日(29日)、パク・スホンの代理人を務める法務法人Sのノ・ジョンオン弁護士は、「パク・スホンが昨年8月、虚偽事実による名誉毀損、侮辱、業務妨害、強要などの疑いで、YouTuberのキム・ヨンホを相手取って提起した告訴に対する警察の調査結果が出た。27日、ソウル地方警察庁から『被疑者のキム・ヨンホに対し、すべての疑惑が認められ、“起訴意見”で検察送致するという決定が下された』と伝えられた」と明かした。続けて「この捜査結果を通じて、パク・スホン夫婦、飼い猫ダホンに対するキム・ヨンホの全ての主張が事実ではなく、偽りであることが証明された」と伝えた。

先立ってYouTuberのキム・ヨンホは、「パク・スホンが17歳差の元恋人を48時間も監禁し、暴力を振るった」「パク・スホンの妻に賭博と麻薬投与の疑いがある」「飼い猫ダホンは金儲けのために飼われ、ビジネスの手段に過ぎない」など、様々な疑惑を提起した。これに対し、パク・スホンは昨年8月、情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)、侮辱、業務妨害、強要などの疑いで、キム・ヨンホに対する告訴状を警察に提出した。

写真=マイデイリー DB
ノ弁護士は「キム・ヨンホは被害者が告訴をしたも全く反省せず、また別の虚偽事実を主張し、被害者に莫大な精神的・物質的被害を与えた。この点に対して善処なく、強硬な法的措置を取る予定だ」と伝えた。

また「キム・ヨンホの偽りへの扇動と活動中止を求める脅迫により、パク・スホン夫婦は1年近く苦しみ、生計を脅かされてきた。パク・スホンはすべての新番組から降板することになり、長い間出演していた番組の視聴者掲示板には悪質な書き込みが掲載され、すでに契約済みだった広告も一方的に解約された。このような物質的被害よりも、被害者をさらに苦しめたのは、無念な濡れ衣を着せられたまま、沈黙の中で苦痛に耐えなければならなかった時間だ。しかし、公正な捜査結果だけが潔白を証明してくれると信じ、長い間沈黙を守り、捜査結果を待っていた」と伝えた。

パク・スホンは昨年6月、実兄夫婦が30年間も出演料を横領していたとして、86億ウォン(約9億万円)相当の損害賠償請求の訴訟を提起した。その後、実兄夫婦がパク・スホンの個人通帳から無断でお金を引き出したことが明らかになり、損害賠償請求額を116億ウォン(約12億2千万円)に増やした。

この事件についてノ弁護士は「パク・スホンの実兄の夫婦の横領事件も処分が差し迫っており、これについても捜査結果が出たらお伝えする」と付け加えた。

【法務法人Sノ・ジョンオン弁護士 公式コメント全文】

おはようございます。パク・スホンの代理人を務める法務法人Sの弁護士ノ・ジョンオンです。

パク・スホンが昨年8月、法律違反(名誉毀損)、侮辱、業務妨害、強要などの疑いで、YouTubeチャンネル「芸能部長キム・ヨンホ」を運営するキム・ヨンホを相手取って提起した告訴に対する警察の調査結果が出ました。

今月27日、ソウル地方警察庁から被疑者キム・ヨンホに対し、虚偽事実による名誉毀損、侮辱、業務妨害、強要などの疑い名誉毀損、侮辱、強要未遂、業務妨害など、すべての疑惑が認められ、“起訴意見”で検察に送致するという決定が下されたと伝えられました。

この捜査結果を通じて、パク・スホンと妻、飼い猫ダホンに対するキム・ヨンホの主張が全て事実ではなく、偽りであることが証明されました。

パク・スホン夫婦は1年という長い間、偽りの主張により苦しみながらも「いかなる発言もせず、警察の調査結果を待つ」と約束し、これを守ってきました。従って、捜査結果を次のようにお知らせします。

1. パク・スホンは昨年8月、情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)、侮辱、業務妨害、強要などの疑いで、YouTuberのキム・ヨンホと彼に虚偽の情報提供をした匿名の情報提供者に対する告訴状を警察に提出しました。

2. その後、長期にわたる徹底した警察調査の末に6月27日、ソウル松坡(ソンパ)警察署から「虚偽事実による名誉毀損、侮辱、業務妨害、強要などの全ての疑いが認められると判断し、起訴意見でソウル東部地方検察庁に送致することを決定した」と伝えられました。該当の内容は、ソウル地方警察庁から伝えられた通知書の内容をそのまま引用したものです。

3. 虚偽事実であることが明らかになったキム・ヨンホ(被疑者)の虚偽主張内容

(1)パク・スホンの妻キム・ダイェと、ウェットティッシュ会社である 「モンドゥドゥ」の(元)代表ユ氏は恋人関係であり、一緒にラスベガスに行って賭博をし、麻薬も投与した。キム・ダイェはユ氏からベンツと金銭まで受け取り、パク・スホンは亡くなった親友の恋人であることを知りながらも交際し、結婚までした。

→キム・ダイェとユ氏は面識もなかったことが明らかになりました。被疑者は証拠資料一つ提出できないまま、一方的な主張だけを繰り返し、まともな反論さえできませんでした。これに対し、被害者は携帯デジタルフォレンジック(保存されている文書ファイルやアクセスログなどから、犯罪捜査に有効な法的証拠を探し出すこと)、出入国記録、自動車保険記録、薬物検査、クレジットカードの明細、通帳のお取引明細の内訳などを証拠として提出しました。すなわち、警察の調査結果、キム・ヨンホの主張は明白な虚偽事実であると明らかになりました。

(2)パク・スホンは17歳差の元恋人を48時間も監禁し、暴力を振るった。

→警察の調査結果、被疑者が主張した情報提供者は、身元不明で性別さえ特定できなかったため、虚偽事実であることが明らかになりました。

(3)パク・スホンの飼い猫であるダホンは、野良猫ではなく、最初から金儲けのために、ビジネスの手段として飼うことを計画したにも関わらず、『道で保護した野良猫だ』と言って人々を騙している。

→2019年9月28日、保護当時の映像、動物病院の記録、専門家の証言など、被疑者の主張が虚偽であることを証明できるすべての関連資料を基に、被疑者の主張がすべて虚偽事実であることが明らかになりました。

さらに、被疑者のキム・ヨンホは被害者が告訴を提起した後も、全く反省せず、また別の虚偽事実を主張し、被害者に莫大な精神的・物質的被害を与えました。この点に対して善処なく、強硬な法的措置を取る予定です。

4. キム・ヨンホの偽りへの扇動と活動中止を求める脅迫により、パク・スホン夫婦は1年近く苦しみ、生計を脅かされてきました。

パク・スホンはすべての新番組から降板することになり、長い間出演していた番組の視聴者掲示板には悪質な書き込みが掲載され、すでに契約済みだった広告も一方的に解約されました。

このような物質的損害よりも、被害者をさらに苦しめたのは、無念な濡れ衣を着せられたまま沈黙の中で苦痛に耐えなければならなかった時間です。しかし、公正な捜査結果だけが被害者の潔白を証明してくれると信じ、長い間沈黙を守り、捜査結果を待ってきました。

5. 最後に、パク・スホンの実兄の夫婦の横領事件も処分が差し迫っており、こちらもまた捜査結果が出ましたらお伝えします。ありがとうございます。

記者 : イ・スンギル