チャン・ドンユン&パク・ユナ主演、映画「ロングディ」クランクアップ…デジタル機器のスクリーンだけで場面を構成

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写真=12 journey
俳優チャン・ドンユンとパク・ユナが映画「ロングディ(ロング・ディスタンス)」の撮影を終了した。

本作は社会人になったばかりのドハ(チャン・ドンユン)とインディーズバンドをしているテイン(パク・ユナ)が遠距離恋愛を始めることで起きる“スクリーンライフ”時代のラブストーリーだ。スマートフォン、パソコンの画面など、デジタル機器のスクリーンだけで場面を構成する“スクリーンライフ(Screenlife)”の形式で制作される作品で、今どきの若者としてチャン・ドンユン、パク・ユナがキャスティングされた。

チャン・ドンユンは劇中、社会人になったばかりのドハ役を務めた。インディーズバンドのヨンシングプシンの大ファンからバンドのボーカル担当のテインと恋人関係に発展し、5年間恋愛中のドハは、28年の人生で初めて職場生活と恋愛の間で奮闘する人物だ。

パク・ユナはドハの恋人テインに扮して熱演した。バンドのヨンシングプシンのリーダーとしてバンドを守り、熱い20代を送ってきたが、30歳を控えて夢と現実の間で選択の岐路に立たされた人物だ。

映画「ロングディ」はそれぞれの悩みを抱え、遠距離恋愛を始めることになって新たな局面を迎えるドハとテインの関係をSNS、ウェブカメラ、YouTubeの画面など、多様な構成のスクリーンライフを通じて見せてくれる予定だ。

6月11日に「ロングディ」の撮影を無事終了したチャン・ドンユンは「思ったより時間が早く過ぎてしまって名残惜しい。良い思い出を作って、良い作品を残すことができて感謝している」と伝えた。

パク・ユナは「本当に一生懸命、楽しく撮影した。チャン・ドンユンとの相性もたくさんお見せできると思うので、観客の皆さんもぜひ期待してほしい」と伝えた。

さらに本作はティムール・ベクマンベトフ監督が共同制作として合流した点も期待を高めている。ティムール・ベクマンベトフ監督は2018年消えた娘を探すために娘のノートパソコンとSNSに残された痕跡を追っていく父の物語を描いたジョン・チョー主演のヒット映画「search/サーチ」を通じてスクリーンライフという手法を世界に知らせたフロントランナーと言える制作会社Bazelevsの代表であり、プロデューサーだ。

なお、ティムール・ベクマンベトフ監督は書面を通じて「韓国のコンテンツに対する世界の関心が高まっているが、韓国映画制作に韓国の制作会社12 journeyと一緒に参加できて嬉しく思う。『search/サーチ』の韓国でのヒットから分かるように、韓国の観客はIT機器の活用率が高く、新しいものを早く受け入れるので、“スクリーンライフ”の形式を一番うまく受け入れてくれるし、リードしていけると思う」と感想を伝えた。

チャン・ドンユンとパク・ユナのキャスティング、そしてティムール・ベクマンベトフ監督の韓国映画制作で注目を集めた「ロングディ」はポストプロダクション(撮影後の作業)を経て観客と会う予定だ。

ティムール・ベクマンベトフ監督の率いる制作会社Bazelevsとともに制作する韓国の制作会社12 journeyは、最近チョン・ジョンソ、ソン・ソック主演のラブコメ映画「ウリ、ジャヨン」も制作し、現在ポストプロダクションに取り掛かっている。

記者 : キム・ナラ