BTS(防弾少年団)のRM&ヘンリー「今年の芸術後援者大賞」個人部門で受賞

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写真=Newsen
BTS(防弾少年団)のRMとヘンリーが、「2020 今年の芸術後援者大賞」個人部門の受賞者に選ばれた。

12月21日の午後2時、NAVER tvの韓国文化芸術委員会チャンネルを通じて、韓国文化芸術委員会が主催する「2020 今年の芸術後援者大賞」授賞式が中継された。「2020 今年の芸術後援者大賞」は最近、専門審査を経て、全7部門で6社の企業と4人の個人受賞者を選定した。

企業部門では大手企業/銀行部門、中堅/中小企業部門、公共企業/公共機関部門でそれぞれ1社の企業を選定し、個人寄付部門では社会的影響力を与えた個人後援者の中で計3人を選定した。

この中で、芸能人はRMとヘンリーの2人だった。RMは9月、国立現代美術館に1億ウォン(約940万円)を寄付し、寄付金は絶版となった美術図書の制作に当てられ、全国約400ヶ所に寄贈された。また彼は昨年9月、聴覚障害生徒たちの音楽教育支援に使ってほしいとして、聴覚障害特殊学校のソウル三聖(サムソン)学校に1億ウォンの後援金を渡した。

これに関連して、国立現代美術館のユン・ボムモ館長は「キム・ナムジュン(RMの本名)の美術愛顧は広く知られている。美術愛好家らしく、韓国国立現代美術館に巨額を寄付し、我が美術館が発行した図録8種類を全国の山間僻地の図書館や様々な公共機関に配布したという美談がある」と伝えた。

また「ピンチはチャンスという言葉が切実な最近である。新型コロナウイルス感染拡大のため辛いことも多いが、この苦しみを知恵として学び乗り越えていけば、個人的にも社会的、国家的にも芸術業界の地位が高まる良いきっかけになると思うので、その道を開拓するチャレンジ精神も必要だと思う」と付け加えた。

写真=「2020 今年の芸術後援者大賞」NAVER tv韓国文化芸術委員会チャンネル中継キャプチャー
RMに続いて個人寄付部門の受賞者に選ばれた人はヘンリーだった。ヘンリーは3月に始めたYouTube「一緒にヘンリー」シリーズを通じて、音楽のすぐれた才能の持ち主を発掘してきた。韓国型エル・システマとされる「夢のオーケストラ」の広報大使としても活躍し、幼い芸術家たちの夢を支援した。

ヘンリーは事前に撮影された映像を通じて「本当に光栄です。すごくやりがいを感じます。今年は忙しく過ごしたし、本当に絶えずスケジュールをこなして最善を尽くしました。このような賞をいただいて本当にやりがいがあります。ありがとうございます」と受賞の感想を語った。

続いて「今みんな大変な思いをしているのを知っています。そして新型コロナウイルスのせいで、おそらく芸術家や音楽をする方々はステージにも上がれず、公演もできず、絵を描いている方々は展示もできないと思います。それでもみんなポジティブなマインドを持ってほしいです。私も少し憂鬱な時には大変だけれど、私も一生懸命に努力してポジティブなマインドを作るために努力しています。みんな元気を出してください。私が皆さんを応援しています。ファイト」と付け加えた。

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記者 : ファン・ヘジン