“BTS(防弾少年団)の所属事務所”Big Hitエンターテインメント、設立15年で上場…世界中に生中継も

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写真=Big Hit YouTubeチャンネルキャプチャー
Big Hitエンターテインメントが設立から15年で上場した。

15日、ソウル韓国取引所でBig Hitの上場記念式が開催され、バン・シヒョク代表とBig Hitのユン・ソクジュングローバルCEO、パク・ジウォンHQ CEO、取引所及び上場主観社の関係者などが参加した。このイベントはBig HitのYouTubeチャンネルを通じて世界中に生中継された。

Big HitはBTS(防弾少年団)、TOMORROW X TOGETHER、歌手8eight イ・ヒョンらの所属事務所で、2005年に設立した。昨年の売上は4167億ウォン(約383億円)、純利益は639億ウォン(約58億円)を記録した。最大株主は持ち分34.7%を保有しているバン・シヒョク代表だ。

Big Hitは15日午前9時、証券市場の開場と共に有価証券市場で取引を開始した。開場と同時に公募価格13万5千ウォン(約1万2千円)の2倍である27万ウォン(約2万4千円)で最高価格を達成し、始値の“ダブル”と共にストップ高を合わせたいわゆる“タサン(始値が公募価格の2倍に決定された後のストップ高)”を記録した。

この日、バン・シヒョク代表の太鼓を打つイベントに続いて、上場契約書の伝達式が行われた。バン・シヒョク代表は「Big Hitが上場するまで惜しみない声援を送ってくださった韓国取引所の役職員、主観社の役職員に感謝する。Big Hitのコンテンツを信じてくれたファンの皆さん、Big Hitの家族にも感謝する」と伝えた。

続けて「いつの間にか4つのレーベルを保有するグローバル企業になった。韓国初の『HOT100』チャート1位のアーティストを輩出して、グローバル音楽市場の秩序を再編したという評価を受けている。これからもBig Hitは新しいバリューチェーンを構築し、音楽事業を拡張し続けていく」と付け加えた。

そして「産業構造を革新して成長させる。グローバルエンターテインメント産業の新しい生態系を作っていくBig Hitにできることだ。世界的に愛される企業を作っていく。現在を生きているすべての方の人生の全体に影響を与える、エンターテインメントライフスタイルプラットホーム企業として力強く前に進んでいく」と覚悟を伝えた。

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記者 : ヤン・ユジン