ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」に出演したパク・ソダムが、ファッション誌「ELLE KOREA」3月号のカバーを飾った。

「第92回アカデミー賞」で4冠を獲得し、世界を驚かせた映画「パラサイト 半地下の家族」で、ギジョン役を務め、リアルな演技で先輩俳優たちと素晴らしいアンサンブルを作ったスターパク・ソダムに対する関心も高まっている。

今回のカバー撮影は、パク・ソダムが授賞式に出席するためにアメリカに出発する2日前、ソウル新沙洞（シンサドン）のスタジオで行われた。さまざまな衣装を着こなしたパク・ソダムは、少女のように爽やかな雰囲気から、クールでカリスマ性あふれる姿まで、多彩な魅力をアピールした。完成したカバーでは、ナチュラルに演出したヘアスタイルと白いドレスを身にまとったパク・ソダムのキュートな笑顔が目に入る。

一緒に行われたインタビューでは、「パラサイト 半地下の家族」の海外授賞式のビハインドストーリーと、この驚きの経験で感じた本音を聞くことができた。

パク・ソダムは「昨年5月、『カンヌ映画祭』に出席した時から、本当に信じられないことの連続です。実感が湧きません。その場所にいながらも、『これって本当？』という気分です。後で映像や写真で見た時にもっと感情が込み上げました」と伝えた。

また、パク・ソダムは「このすべてを一人で体験していたら、すごく緊張していたと思いますが、いつもチームが一緒にいたからこそ力を得ました。これから生きていきながら、悩みがあるときに電話をかけることができるお姉さんやお兄さんが一気にこんなにたくさんできて、本当に心強いです」とし、「パラサイト 半地下の家族」チームに対する特別な愛情を表した。

撮影現場からオスカーまで、すぐそばで見守ったポン・ジュノ監督の話も聞くことができた。パク・ソダムは「現場でもすでに監督はすごく偉大に見えました。しかし、俳優たちがもっと不思議に思うのは、近所のお兄さんみたいな監督のフレンドリーな一面です。授賞式でも、着替えただけで、私たちが撮影現場で見たそのままです。変わらない姿がもっとすごいと思います」と語った。