“人気急上昇中のイケメン”キム・ミンジェ「信頼して見ることができる俳優になりたい」

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写真=CJ E&M
誰が見てもハンサムなルックス、そしてタレント性にあふれる。俳優キム・ミンジェ(20) は、いわゆる“オムチナ(何でもできる完璧な息子)”に近い。昨年デビューした時には角度によって俳優ソン・ジュンギとヨ・ジングに顔が似ていることで話題になったが、今は自身の顔と名前を知らせて、“俳優キム・ミンジェ”としての認知度を得ている。

キム・ミンジェは最近、MBCモバイルのバラエティ「イケメンブロマンス」に防弾少年団のVと一緒に出演し、女性視聴者をときめかせた。また、JTBCのバラエティ番組「マリと私」でペットの世話に汗水を流し、MBCの音楽番組「ショー 音楽中心」のMCとしても活躍している。昨年は「ラジオスター」に出演して青春スターの初々しい魅力をアピールしながらも、しっかりと自身の言いたいことを言う姿を見せた。

そして、韓国で今月5日より放送スタートしたMBC「マイ・リトル・ベイビー」では、劇中のオ・ジホと一緒に育児戦争を繰り広げるユンミン役を務めている。明るく活気に満ちた人物であり、キム・ミンジェの愛嬌たっぷりの姿も見られそうだ。

キム・ミンジェは本業の演技以外にも、バラエティでも精力的に活動している。インタビューのために会ったキム・ミンジェは、ハンサムなルックスや優れたスター性を持つ若い俳優で、真面目に仕事に全力を尽くす人柄まで備えた完璧な男だった。

昨年tvN「七転び八起き、ク・ヘラ」を始めに「2度目の二十歳」「初めてだから」に相次いで出演したのも、とにかく頑張ろうという姿勢があったため可能だった。

「オーディションで僕を抜擢してくれた方のことを考えても、頑張らなきゃと思っています。チャンスをくださったことはありがたいことですから。どんな役でもどんな作品でもとにかくやってみたいと思います。だから、オーディションはいつも受けるたびに緊張します。緊張するけど、演技をするというドキドキ感があります。なるべく緊張しないようにしていますが、それでもまだ緊張してしまいます」

キム・ミンジェは「ラジオスター」で自ら書いたラップを披露して、ギャップのある魅力をアピールした。優しい印象で、いわゆる“ミルク男”の典型だと思っていた視聴者たちに多彩なタレント性を持つ男であることを確実に印象づけた。

「これまで思っていたキム・ミンジェとは異なる一面を見たみたいです(笑) 実は収録の時にすごく緊張していました。バラエティに出演したこともなかったので、何を話せばいいか不安でした。でも、MCの先輩やキム・ヨンチョル先輩、パク・スルギ姉さんがたくさん助けてくれて、無事終えることができました。最初の1時間は楽しく観覧して、その後には準備したものを披露できましたが、好評を得て良かったと思いました」

キム・ミンジェはペットと一緒に暮らしている。実際にもそうであり、JTBC「マリと私」を通じて他のペットたちとも時間を過ごしている。ストレスを解消する方法について尋ねると、子犬を抱いていると癒されると話すほどだ。

「子犬を抱きしめて愛している、ありがとう、と話すと癒やされます。僕は元々動物が好きです。『マリと私』も動物たちと交感する瞬間が本当に幸せです。その瞬間瞬間が感動で、別れるたびに残念です。『マリと私』を収録しながら本当にたくさん感動を受けました。動物たちといる時間そのものが楽しくてやりがいがあります」

キム・ミンジェは最初は歌手志望生だった。偶然演技のレッスンを受けて、俳優の道を歩むことになった。

「元々音楽が好きでした。4年ほど練習生生活をしました。それがいつか一度演技のレッスンを受けましたが、“これって何だろう”と思いました。実は、演技は歌を歌う時に上手に感情表現をするために学びました。しかし、すごく魅力的でした。それで演技のほうをもっとやりたいと思うようになりました。エキストラから始めてオーディションを受けました」

キム・ミンジェはその年齢とは思えない真剣で落ち着いた性格の持ち主だ。まだ若いが、演技に対する哲学もはっきりしており、俳優として成長したい意欲も大きい俳優だ。若い俳優たちは人々の厳しい評価を受けるのが怖くて避けようとする時代劇にも挑戦したいという意志も表しているほどだ。

「演技が上手になりたいです。実は俳優は他の人の人生を代わりに生きることができるじゃないですか。それが本当に魅力的だと思います。これからキム・ミンジェという名前を人々が聞いた時、“ぜひ見てみよう”と思うような俳優になりたいです。信頼して見ることができる俳優と評価されれば、本当に光栄だと思います」

ドラマとバラエティで最近注目を浴びているキム・ミンジェ。新人賞を取ることもできるじゃないかと話すと、明るい笑顔を見せる。

「実は賞にこだわってはいませんが、一生懸命にやっただけに、賞をもらいたいと思ってはいます。一生に一度の新人賞ですから。そして一生懸命にやったことを認められるものだと思うので、もしもらえたら本当に嬉しいと思います」

キム・ミンジェは今年中央(チュンアン) 大学演劇映画科の新入生になった。正式に演技を学びたくて入学したという。

「元々は大学に行く計画がなかったのですが、大学生活は今の歳にしかできないと、先輩たちがアドバイスしてくれました。大学生活も楽しまなければいけないとも言われましたし、演技も正式に学びたくて、入学することになりました。みんな演技をする友達ですから、一緒に話し合いながら、演技に対する考えも深めることができると思います」

記者 : ピョ・ジェミン