韓国版「ミッキーマウス・クラブ」とは?…SUPER JUNIOR イトゥクが後輩SMROOKIESとおくる愉快なバラエティ

10asia |

10代のためのバラエティ番組の代表走者「ミッキーマウス・クラブ」の韓国版が制作される。

ケーブルテレビディズニー・チャンネルで放送予定である「ミッキーマウス・クラブ(The Mickey Mouse Club、MMC)」は1955年にウォルト・ディズニーによって制作された最初のティーンエイジのバラエティショー番組だ。“マウスケティア(Mouseketeers:ミッキーの友達)”という才能ある10代の出演者たちがダンスと歌、コントなどを披露する形式で、1966年度に最後のシーズンが終了する前まで“子供たちが作る、子供のための”番組として多く愛された。特に、ブリトニー・スピアーズとジャスティン・ティンバーレイク、ライアン・ゴズリング、クリスティーナ・アギレラなどのデビュー当時の幼い姿を見ることができたスターの登竜門としても知られている。

23日の初放送を控えている「ミッキーマウス・クラブ」は、アメリカを除いて韓国で世界初で放送される国内制作番組で、ディズニーの強みである“音楽を使ったストーリーテリング”とK-POPの要素を融合し、“クールでヒップな”なバラエティパーティーショーをコンセプトにしている。「ミッキーマウス・クラブ」韓国版は、ミッキーマウスとディズニーを代表する面白くて魅力的なマウスケティアたちがダンスと歌、そしてゲームとドラマなどを準備し、仲間たちとパーティーを楽しむ姿で多彩に演出される予定だ。

国内制作「ミッキーマウス・クラブ」がより期待感を高めている理由は、番組の主要出演陣であるマウスケティアたちがSMエンターテインメント所属の次世代有望株であるSMROOKIESの9人で構成されているためだ。9人の出演陣はドンヒョク、ジェノ、ジソン、マーク、ジェミンを含めた男性メンバーとゴウン、ヒナ、ラミ、ヘリンを含めた女性メンバーで、12歳から16歳の青少年たちで構成されている。

SMROOKIESが優れた才能を前面に出し、「ミッキーマウス・クラブ」を経た綺羅星のようなハリウッドスターたちの後を継ぎ「ミッキーマウス・クラブ」の後輩の役割をしっかり果たすことができるのかに期待が集まっている。

それだけではなく、SUPER JUNIORのリーダーであり、巧みな話術と才能を持ったイトゥクが9人のSMROOKIESの頼もしい保護者であり、楽しいMCとして登場し、面白さを加える予定だ。

出演陣と共に制作陣も番組への期待値を高めている要素の一つだ。「ミッキーマウス・クラブ」の制作を務めることになったイ・イェジプロデューサーは、2004年KBS公採プロデューサー30期として入社し、バラエティ番組KBS 2TV「国民トークショー アンニョンハセヨ」「ホドンの芸・体・能~めざせ!ご当地スポーツ王」などを成功に導いた経験がある注目されているプロデューサーで、現在SM C&Cに移籍し、「ミッキーマウス・クラブ」を野心に満ちた初プロジェクトとして準備している。ファン・ソンヨン脚本家もMBC「黄金漁場-ヒザ打ち導師」「黄金漁場-ラジオスター」を経て、「2012年MBC放送芸能大賞」で今年の脚本家賞を受賞した履歴がある。

ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリアのボール・キャンドランド代表は「ディズニーの代表的なバラエティショーに韓国的な要素を融合させ、韓国だけではなく、アジア地域の10代たちと家族たちが楽しめるハイクオリティな番組が誕生することを期待している」と明かした。

SM C&Cのイ・イェジプロデューサーは「韓国でローンチする『ミッキーマウス・クラブ』は、K-POPの強みを生かした音楽的な要素を強化する一方、デジタルプラットフォームを通じてファンたちが直接・間接的に参加できるように誘導する付加コンテンツ制作がオリジナル番組と差別化される点だ」と説明した。

「ミッキーマウス・クラブ」は全2話のパイロット(レギュラー編成に先立ち、1~2回テストとして放送した後、編成を決定する番組)として放送された後、全10話のエピソードで構成され、韓国で23日午後8時に初放送される予定だ。

記者 : オ・セリム(インターン)、写真 : SM C&C、翻訳 : チェ・ユンジョン