男性グループJYJユチョンの私生活を暴露すると脅迫して金を要求した30代の女性が1審で実刑を言い渡された。

ソウル中央地裁刑事5単独(部長判事：ハン・ソンス)は10日、ユチョンの知人が紛失した携帯電話を入手した後、携帯電話の中に保存されていた写真やテキストメッセージを口実に金を要求した疑い(恐喝)で拘束起訴されたキム某氏に懲役10ヶ月を宣告した。

裁判所はキム氏に対して「被害額が1億ウォンに達し、合意が成立しなかった。ユチョンと所属事務所に少なからぬ被害を及ぼした点などを見れば、罪質が重い。マスコミや政界に知人がいるかのように偽って脅迫した」と指摘した。

一方で「写真やテキストメッセージなどが流布されていない点、被害金額がすぐに返還された点などを考慮し、量刑を決めた」と明らかにした。

キム容疑者は2月、偶然手に入れたユチョンの知人の携帯電話から発見した個人情報を報道機関に売ったり、ネット上に流出させるとして、1億ウォンを要求した。しかし、ユチョン側の関係者がこの内容を警察に届け、明らかになった。