KARA ギュリ、2AM ジヌンら出演「ひとまず浮かべ」SNSを活用したドタバタブラジル旅行“斬新な試み”

OSEN |

「SNSでどこまで行ったことある?」

地図とガイドブックの代わりにSNSだけを利用した旅行が始まる。ホテルの予約から旅行の日程まで、SNSだけで不慣れな海外旅行はどこまで可能になるだろうか。

9日午後8時55分、SBSでは「SNS遠征隊-ひとまず浮かべ」が初放送された。「ひとまず浮かべ」は俳優オ・マンソク、キム・ミンジュン、ソ・ヒョンジン、タレントのオ・サンジン、KARA ギュリ、2AM ジヌンがSNSを活用し、15泊17日間ブラジル全土を旅する番組である。

この番組は「SNSの情報だけで旅行することは可能だろうか」という発想から始まったもので、メンバーたちは旅行の日程はもちろん、ホテルもSNSで聞き、情報を得て解決していく。これにギュリは「どんな展開になるか分からない。投げ込まれた気分だ」と不安そうにし、ソ・ヒョンジンは「何の計画もなく旅行したことがないので慌てている、不安だ」と心配した。最年長でSNSに馴染みのないオ・マンソクは、「僕は何故これを引き受けたのだろう」と言って笑いを誘った。

彼らの日程は、スタートから厳しかった。メンバーたちは空港に着くや否やホテルを予約しなければならないミッションを課せられたのだ。これにジヌンは「ホテルがないのはコンセプトだけで、実際にはホテルがあると思った」と困惑した。マンソクは「僕らがドバイを経由する時間が時間だから、仁川(インチョン)で『宿を求む』というコメントを投稿してからドバイの空港で確認してみよう」と提案し、その場で急いでホテルの情報を調べた。

しかし、SNSに投稿してから間もなく、嘘のようにブラジルに住むイケメンから自宅に招待されたSNS遠征隊。メンバーたちは予想より早く宿を確保できたことに安堵しながらも、「ブラジルには危ない人も多い。韓国人でもないし、身元が分からないので疑いを拭えない」と心配した。

そうして旅行に対する期待と不安を抱きながらサンパウロ空港に到着したメンバーたちは、K-POPファンたちの熱い歓呼を受けながらブラジルに入国し、タクシーに乗ってイケメンの自宅へ向かった。彼らを招待したのは韓国語が流暢なギレミさんだった。韓国の文化への関心が高いというギレミさんは、「ブラジルの文化をたっぷり感じてもらいたいと思い、家を提供した」とメンバーたちを温かく迎えてくれた。

その後メンバーたちは、イグアス国立公園行きとパラチ行きにグループを分けて旅行を開始した。しかし、パラチ行きのメンバーたちは道に迷い、制作陣との連絡も途絶えて手に汗を握った。今後、ソ・ヒョンジンはサンバダンスを学び、キム・ミンジュンはピンクイルカのポトゥと泳ぎ、ギュリはファンたちとサプライズファンミーティング、ジヌンはグルメツアー、オ・サンジンは料理対決を繰り広げる予定だ。何よりも、オ・マンソクはブラジルのサッカー選手に会うというミッションのためにこの番組に出演したことが知られており、彼がミッションクリアしたかどうかに関心が集まっている。

旅行をテーマにした様々なバラエティ番組がある中、「ひとまず浮かべ」はSNSのみを使用するという点で差別化を図っている。一先ずトレンドに合わせた斬新な試みで注目を集めた「ひとまず浮かべ」だが、成功し正規編成になれるのか注目される。

記者 : オ・ミンヒ