ボーイズグループが相次いで制服ファッション、いわゆるプレッピールック(preppy look)を選んだ。昨年、主流グループに成長したEXOと最近カムバックした防弾少年団、3回目の単独コンサートを開催したB1A4が順に制服を着てステージに上がった。EXOと防弾少年団、B1A4は制服を着て少年の魅力を強調し、洗練された雰囲気を醸し出した。同時にステージ上で統一されたスタイルでメンバーたちの顔、または振り付けそのものにフォーカスを合わせられるというメリットも得た。

実は、以前も制服スタイルは繰り返されていた。アイドルグループなら一度は制服を選択し、スクールコンセプトをこなした。ガールズグループもボーイズグループも、可愛らしく親しみのある雰囲気でファンと共感を形成するのにぴったりであるためだ。一角では同じスタイルだという指摘もあるが、ディテールの違いは確実だった。同じに見える制服スタイルだが、EXO、防弾少年団、B1A4が選択したコンセプトを比べてみた。

EXO、スマートな優等生スタイルで卓越した群舞

EXOは昨年夏、「Growl」のステージ衣装として制服を選択した。基本カラーであるグレーをはじめ、ブラック、ネイビー、ベージュなどのスタイルを披露した。実際の制服に似たデザインはEXOのダンディーな魅力を生かした。メンバー全員が白シャツをマッチさせて統一感を引き出し、メンバー別に異なるネクタイで個性をあらわにした。おかげでEXOは「Growl」の活動により、実際に制服ブランドの広告モデルに選定された。

防弾少年団、放課後ファッションで“男の中の男”の雰囲気

防弾少年団は新しいタイトル曲「男の中の男(Boy In Luv)」でカムバックし、制服を着た。しかし、全体的な雰囲気は制服から出発したが、詳しく見てみると正当なスタイルではない。制服とはマッチしないアクセサリーを選んだ。EXOが学校生活の制服だったとしたら、防弾少年団は放課後ファッションと言える。防弾少年団はEXOとの制服ファッション比較について「EXO先輩と僕たちはスタイルが違う。制服の雰囲気があるだけで、制服ではない」と強調した。

B1A4、典型的な制服で初々しい感性

[img06:C]B1A4は今月15日、16日の単独コンサート「THE CLASS」で最初のステージ衣装として制服を着用した。この日のコンサートでB1A4は登校、1学期、試験、2学期、学園祭、卒業のテーマに合わせストーリーを構成した。5人のメンバーは典型的な制服を着て、学生時代のエピソードを振り返りながら観客とコミュニケーションをとった。全員20代であるにもかかわらず、B1A4は少年の感性で初々しいイメージをしっかり表現した。