BIGBANGのV.I“恋をするとせっかちになる「指恋」のスンホみたいに我慢できない”

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12月4日(水) から配信開始となるUULAオリジナルドラマ「指恋(ゆびこい)~君に贈るメッセージ~」に、韓国人留学生ハン・スンホ役で出演するBIGBANGのV.I。「BIGBANGのV.Iや日本のバラエティに出ているV.Iとは全く違う」と語るV.Iが、役どころ、そして、日本でのドラマ出演、共演者について率直に語った。
さらに、V.Iは今回の作品からインスピレーションを受け、テーマソング「空に描く思い」を自ら作曲。この曲への思い入れも話してくれた貴重なインタビューをお届けする。

―撮影を終えて、感想を教えて下さい。

V.I:これまでアーティストやタレントとして活動してきたのですが、今回芝居をやらせてもらって、それぞれの仕事での頭の転換が難しかったですね。ステージの上とバラエティ番組と芝居とで、3種類の仕事がそれぞれまったく違うのでとても苦労しました。だから、悲しみを演じるシーンを撮影する日は、感情をコントロールするために朝から何も喋らないようにしていました。
印象に残っているエピソードは、瀧本美織さんの誕生日をお祝いしたことです。あと、僕がオリコンデイリーチャート1位になった次の日が撮影で、みなさんにお祝いしていただきました。現場の空気はとにかく元気で明るくて、嬉しいことばかりでした。その中でみなさんプロフェッショナルな方ばかりだったので、僕もしっかりしなければならないなと思っていました。

―演じた役のスンホとV.Iさんが似ているところ、スンホに感じるところはありましたか?

V.I:脚本家さんが僕をイメージして書いてくれたと聞いているのですごく演じやすかったです。明るくて元気なキャラクターも似ていますね。でも、僕はすぐに気持ちを伝えてしまいたいせっかちなタイプなので、スンホみたいに気持ちを我慢して言わずにいることはできないなぁと思います。運命を信じているところも共感できます。つながっている人とは何度でも会えると信じていますからね。この役の僕は、BIGBANGのV.Iや日本のバラエティに出ているV.Iとは全く違うと思います。あえてそこを意識して臨みました。表情なども真剣に丁寧に演技しました。

―お芝居をするにあたって勉強になったことは何でしょうか?

V.I:日本語で演じるのはなかなか難しかったです。それに、最初に脚本をもらった段階で僕が考えたハン・スンホという役は、監督が考えていたハン・スンホとは全く違いました。監督の世界観の中では、僕が考えられなかったところまで考えてくれていて、良い勉強になりました。今回勉強になったことはどれも多くて語りきれないですね。

―共演者の印象を教えて下さい。

V.I:瀧本美織さんは、まじめで誠実な人だなって思いました。明るくて元気で、裏表がない人です。それに彼女がドラマの中心となって、それですべての話が進んでいくので、しっかりしている人だなって思いました。さすが実力派の女優さんだなぁって思いました。女性としてもしっかりしている人だと思います。
本郷奏多さんは、楽屋とか現場では正樹になりきることに集中していて、クールな人でした。ただ、打ち上げの時は笑顔でした(笑) 僕は彼の喋り方が好きです。
YOUさんは、自由さが半端じゃないなって思いました。「YOUさんのノリにそのままのればいい」みたいに思えて、相手を安心させる役者さんだなって思いました。すごく楽しみながら演技できました。
寺島進さんとは、韓国料理の話をいっぱいしました。あと、韓国のファンの人もきっとこのドラマを見るだろうということで、韓国の人に受けるような流行りの言葉を教えてほしいと言われたので教えてあげました。

―初のキスシーンもありましたが、いかがでしたか?

V.I:初めてだったのでとても緊張しました。けれども瀧本さんはすごくクールでしたね。いつでもかかってこい!みたいな感じでした。撮影前にはハミガキを3回もしましたよ。なんせ初めてなのでカメラテストの時にキスした方がいいかとか、迷いもありました。キスシーンは意外にはやくOKが出てしまい、残念でした(笑)


「BIGBANGのV.Iと全く違うキャラクター、そのギャップを楽しんでほしい」

―主題歌「空に描く思い」の聴きどころを教えて下さい。

V.I:ハン・スンホはまっすぐに好きと言えないし、好きな気持ちを隠しているところもある人だと考えました。今回のドラマはメールをテーマにしているので、メールというものを遠回しに表現したくて、青空にまっすぐに指で「すき」って書くイメージを想像して「空に描く思い」というテーマを決めて制作を始めました。
ドラマの主題歌は初めてだったので、歌詞がちゃんとリスナーのみなさんに届いて欲しいと思いながらレコーディングしました。なので、発音とかも一言ずつ丁寧にしっかりやりました。あと、このドラマはいろんな人との関係を描いた物語なので、声を変えたり、重ねたりして1人ではなく色んな人たちが歌っている感じを出しました。
アーティストとしてのBIGBANGのV.Iとドラマで演じているハン・スンホはキャラクターがまったく違うので、そのギャップを楽しめるんじゃないかなって思います。

―V.Iさんなりのメールテクニックはありますか?

V.I:メールは頻繁に顔文字を使います。顔文字が無いと感情がわからないので、文字だけでは気持ちが伝わらないと思います。ありがとうの一言にも絵文字を使えば、気持ちが伝わりますよね。あと、「wwww」もよく使います。あと、LINEとかも「読みましたよ」っていうのが表示されるじゃないですか?でも読んでいるのに返してくれない人がいるんですよ!そういう人には会った時に直接聞きます!(笑) ちなみに僕はG-DRAGONのスタンプも持ってますよ(笑)

―好きな人にメールで思いを伝えるなら、どんなメールをしますか?

V.I:「お元気ですか。僕のこと覚えていますか」って送ります。「君ってすごく優しい子だよね」って。ハン・スンホの決めゼリフっぽいので(笑) ちなみにスンホのセリフで1番好きなところは、美羽の魅力を話すところです。ドラマの中で1番長いセリフだったので楽しかったですし、あと照明が好きでした。

―カメラを勉強する役どころでしたが、普段V.Iさんが写真をとる際に意識していることはありますか?

V.I:絶対フォーカスを合わせることと、上から撮らないこと。上から撮ると顔が大きく映っちゃうんですよ。実際にスンホを演じている時に撮った写真の中では、花火の写真と、シャボン玉をしている時と東京タワーの時に撮った美羽ちゃんの写真がおすすめです。

―最後にこの作品を見て下さるみなさんにメッセージをお願いします。

V.I:このドラマは初恋の思い出を大切にしている作品なので、どんな方でも共感できると思います。誰でも初恋の思い出は持っていると思うので、誰が見ても共感できて楽しめるドラマだと思います。映像的にもあったかい表現になっています。このドラマを、朝でも昼間でも、夜寝る前でもいつでもいいので、たくさんの方に見てほしいです。

UULAオリジナルドラマ「指恋(ゆびこい)~君に贈るメッセージ~」
配信日:12月4日(水) 配信開始
更新:1話10分程度×12話 (週2回配信予定)
出演:瀧本美織、V.I (from BIGBANG)、本郷奏多、山谷花純、寺島進、吉倉あおい、菜々緒、片桐仁、YOU
監督:大谷健太郎 / 脚本:永田優子 / 音楽:吉俣良
主題歌:V.I (from BIGBANG)「空に描く思い」 (YGEX)
制作:The icon / 製作:UULA
公式ホームページ:http://uula.jp/sp/yubikoi

記者 : Kstyle編集部