「無限に挑戦」歌謡祭開催!なかった3つ vs あった3つ

OSEN |

17日、MBCバラエティ番組「無限に挑戦」の「自由路歌謡祭」が京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市臨津閣(イムジンガク)平和ヌリ公園で無事に収録を終えた。今回の歌謡祭には35,000人という膨大な数の観客が集まり、番組に対する視聴者の変わらぬ愛情と期待を証明した。

この日、ビョンサル(キムC&チョン・ジュナ)、ヒョンヨンドンジョン(BIGBANGのG-DRAGON&チョン・ヒョンドン)、ハウドゥユドゥル(ユ・ヒヨル&ユ・ジェソク)、コモリ(Primary&パク・ミョンス)、チャンミハグァン(薔薇旅館&ノ・ホンチョル)、セブンティフィンガーズ(チャン・ギハと顔たち&ハハ)、G.A.B(BoA&Leessang キル)の7組が1組ずつ登場し、観客と共に木曜日の夜を熱くした。メンバーそれぞれの個性とミュージシャンの個性が調和した姿が印象的で、ところどころに「無限に挑戦」ならではのウィットに富んだインタビューが挟まれ、観客を笑わせた。

このように熱かった公演だったが、通常のコンサートとは違うだけに、特別なこともなくはなかった。「無限に挑戦」の公演だけが持っていた特別な点を「あった3つ」と「なかった3つ」で整理してみた。

なかった3つ…アンコール、スタンディング、世代間ギャップ

1. アンコール

言葉通り、いわゆる「アンコール」と呼ばれるステージがなかった。その代わりに観客はリハーサルから入場が許され、かなりの観客が番組のリハーサル公演を最初から見ることができた。観客の入場を案内した現場の関係者は「今日の公演には元々アンコールがない。しかし、観客の方々にリハーサルをお見せする。『無限に挑戦』チームの特別なプレゼントと考えて頂きたい」と、アンコールの代わりに完成度の高いリハーサルを見ることで視聴者たちは残念な気持ちを慰めた。

2. スタンディング

立って公演を楽しむ「スタンディング」が禁止された。予想より遥かに多くの観客が集まったため、事故が起こる危険性があったためだ。丸く広がった公園の芝生は、用意された1500席の客席を遥かに越える人員を収容することができ、報じられた通り、約35,000人の観客がステージを囲んだ。これに関係者たちは観客全員に芝生の上に座るように案内し、できるだけ立って公演を観覧しないように誘導した。実際、安全面における問題は制作スタッフがもっとも心配した問題だったようで、繰り返し事故に注意するよう呼びかける案内が流れた。「無限に挑戦」のキム・グサンチーフプロデューサーもステージに上がり、「事故が起きた場合、すぐに公演を中止にする」という脅迫(?)で、もしもの場合に対処する意志を伝えた。番組の司会者ユ・ジェソクもまた、公演開始前にステージに登場し、再度事故に注意するようお願いした。

3. 世代間ギャップ

「無限に挑戦」は比較的若い世代に好まれていると知られる番組だ。しかし、この日の収録には10代や20、30代だけでなく、家族と一緒に公園を訪れた40~50代の観客も、あちこちで見受けられた。早朝から道端に座って列に並ぶのは簡単ではなかったはずだが、中年の観客たちも若い観客に負けず「無限の挑戦」メンバーの情熱的な公演とセンスのあるコメントに相槌を打ちながら公演を楽しんだ。

あった3つ…大合唱、サプライズゲスト、団体曲

1. 大合唱

いわゆる“テチャン”と呼ばれる“みんなで一緒に歌う大合唱”が存在した。すでに「無限に挑戦」の放送を見て歌詞の一部を間接的に知っていた観客は、すぐにメンバーの歌に合わせ、一緒に歌いながら愛情を示した。チャンミハグァン、ヒョンヨンドンジョンなど、特別な(?)リフレイン(繰り返す部分)のあるステージに向けた観客の歓声はものすごいもので、番組を視聴した人だけにできる“テチャン”が観客の間で共感を呼んだ。

2. サプライズゲスト

サプライズゲストも登場した。DefconnはG-DRAGON&チョン・ヒョンドンのステージにハトの翼をつけて“ヒップホップハト”というあだ名に相応しい姿で登場し、Dynamic DuoのGAEKOはPrimary&パク・ミョンスのステージに登場し、持ち前のスカッとするラップで曲の完成度を高めた。R&B歌手として有名なキム・ジョハンは、ユ・ヒヨル&ユ・ジェソクのステージに一緒に登場し、過去に自身が所属していたグループSolidを連想させるステージを披露した。キムC&チョン・ジュナのステージには歌手Beenzinoと現代舞踊家アン・ウンミが力を添えた。それだけでなく、歌手イ・ソラはキムC&チョン・ジュナのステージに声だけで出演したにもかかわらず、抜群の存在感をアピールし、楽しさを倍増させた。

3. 団体曲

「無限に挑戦」のメンバーたちが記者懇談会で述べたように、ユ・ヒヨルが作曲した団体曲があった。これに先立ちチョン・ヒョンドンは17日の午前、MBC一山(イルサン)ドリームセンター1階のロビーで開かれた記者懇談会で「団体曲がある。歌詞はメンバーが一節ずつ書いた。レコーディングは最近行った」と伝えていた。曲名は「そう、僕ら一緒に」で、これを通じてコンサートの最後を温かく締めくくることができた。

この歌謡祭は韓国で26日に放送される。放送直後、音楽配信サイトを通じて有料で配布される音源の収益は、恵まれない人のために使われる予定だ。

記者 : チョン・ユジン、写真 : クァク・ヨンレ