“カムバック”ULALA SESSION「永遠のリーダーはイム・ユンテク…リーダーの席は空席のままにする」

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グループULALA SESSION(キム・ミョンフン、パク・スンイル、パク・グァンソン、クンジョ)が、亡くなったリーダーイム・ユンテクさんの席は永遠に残すと宣言した。

27日、ソウル鍾路(チョンノ)区蓮建洞(ヨンゴンドン)の弘益大学大学路(テハンノ)アートセンターの大講堂で、ULALA SESSIONの新しいミニアルバム「MEMORY」の発売を記念するショーケース兼記者懇談会が行われた。2月にリーダーのイム・ユンテクさんが亡くなってから初めて発売するアルバムで、ULALA SESSIONのメンバー自らプロデュースや作曲、作詞に参加した。

リーダーの不在についてメンバーたちは「以前はユンテク兄さんが一人でやっていたことを、今は4人で分担している。永遠のリーダーはユンテク兄さんしかいない。リーダーの席は空席のままにすることにした。絶対に4人で一緒にやっていこうと話し合った」と言った。

最年少メンバーのパク・グァンソンは「音楽のことはスンイル兄さん、ステージのことはクンジョ、ミョンフン兄さんが担当することにした。スタートしたばかりなので、まだ色々と難しいことがある。固まっていない部分がある」と率直に説明した。

ULALA SESSIONは「今回のアルバム発表において、ユンテク兄さんの話をせざるを得ない。追悼アルバムという話があるけれど、そうではない。僕たちが歩いてきた道にはいつもユンテク兄さんがいた。そしてこれからもずっと一緒だと信じている」と心に誓った。

今回のアルバムでは、15年間深めてきた友情の中で、悲しさ、懐かしさ、思い出、希望などに対する物語をそのまま描いた。タイトル曲「I'll be there」は、ゴスペルの要素と力強いコーラスが調和し、希望に満ちたメッセージを表現する。

故イム・ユンテクさんの遺作と知られている「TAQ…Remember」は、イム・ユンテクさんが残した歌詞にパク・スンイルが曲をつけて完成した。音楽の夢を見ながら生きてきた過去を回想しながら、母への感謝と夢に対する情熱を表現した。アコースティックな構成とピアノのメロディーに合わせてそれぞれのパートを歌うメンバーたちの歌声が胸に響く。

ULALA SESSIONは「今回のアルバムでは対外的な活動をあまりしないつもりだ。そのような意味で作ったアルバムだ。ただ、これから発売されるアルバムは楽しみにしてほしい。いつも努力する」と今後の計画を明かした。

記者 : キム・イェナ、写真 : ムン・スジ