「会いたい」「その冬、風が吹く」など度の過ぎたPPL、重い懲戒処分に

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写真=MBC、SBS放送画面キャプチャー
ドラマの中の度の過ぎた間接広告(PPL:テレビ番組や映画に特定会社の商品を小道具として登場させること)が、最終的に重い懲戒処分となった。

放送通信審議委員会(委員長:パク・マン)は21日、全体会議を開き、協賛主および間接広告主の製品などを過度に目立たせたとして、放送審議に関する規定第46条(広告効果の制限)第2項に違反した地上波ドラマに対し、法的制裁を行うことを決定した。

去る1月に韓国で放送が終了したMBCドラマ「会いたい」は、“該当番組の関係者に対する懲戒および警告”、同じく去る1月に終了したSBSドラマ「清潭洞(チョンダムドン)アリス」は“警告”、現在放映中のSBSドラマ「その冬、風が吹く」は“注意”を受けた。

「会いたい」は「あなた、○○紅参食べて」という登場人物の携帯電話のアラーム音声を介して協賛主名をクローズアップし、また、間接広告主のカメラを小道具として使用して製品名と機能について繰り返し言及した。

「清潭洞アリス」は、特定のスマートフォンを使用するシーンをアップで流し、出演者の職場として設定された間接広告主の店舗で、製品の特徴について言及するシーンを演出した。

「その冬、風が吹く」の場合、主人公らが特定の家庭用IP電話サービスの機能を使用する様子を詳細に流したシーンが指摘された。

そのほかにも、放送通信審議委員会は、番組の種類とチャンネルにかかわらず無分別に行われている不当な広告効果の提供について課徴金などの重い懲戒処分を議決した。

記者 : イ・スンロク