受賞の感想からSNSまで活用…“投票で変えられます”

第18代の大統領選挙が近づくにつれ、スターたちが投票を促すケースも増えている。大統領選挙日の19日を3日前に控えている時点で、複数のスターたちが、自身の居場所で投票を促している。

最も近くは14日に行われた「MelOn Music Awards 2012」でだった。同授賞式で新人賞を受賞したアイドルグループB.A.Pのリーダーバン・ヨングクは「12月には皆、投票しましょう」と語った。

BEASTのヤン・ヨソプもまた、アーティスト賞の受賞直後トロフィーを高く持ち上げ「投票しましょう」と叫んだ。R＆B/バラード部門で受賞したK.willは「新たに国をリードする方は、現在大いに愛されているK-POPが消耗ではなく、発展できるように後押しして欲しい」と語ったりもした。

オム・ジョンファ vs イ・ヒョリ…“投票場セクシ対決しよう”

アイドルだけではない。韓国を代表する二大セクシー歌手であるオム・ジョンファとイ・ヒョリも投票を促した。2人は12日と13日にかけて、自身のSNSアカウントを通じて意見を表明した。

発端はオム・ジョンファの「私はソウルで投票します。投票。投票。投票」との書き込みだった。同書き込みにイ・ヒョリが「ジョンファさんの投票ファッション期待してもいい？」とのコメントを残し、やり取りが始まったのである。これにオム・ジョンファは「誰がさらにセクシなのか、比べてみよう。セクシーじゃない、セクシ(韓国語でお嫁の意味)だよ」と提案し、イ・ヒョリは「分かった。1万ウォン(約780円)を賭ける」と答え、賭けに応じた。

「SNL KOREA」のヒロインキム・スルギ“投票で変えられます”

ケーブル番組tvN「Saturday Night Live Korea」の「汝矣島(ヨイド)テレタビーズ」コーナーは人気絶頂となっている。政治関連風刺コメディで人気を集めているが、同コーナーでセヌリ党“トゥ”を演じている女優キム・スルギも投票を促した。

最近、最後の撮影を終えてからキム・スルギはあるマスコミとのインタビューで「投票は当然すべきです」とし「今まで20代が傍観していた理由は、自らの力を発揮できないと考えたからだと思います。20代が中心になり関心を持って投票することで(政治)が変わるかも知れませんし、授業料も安くなることがあると思います」と語った。今年で21歳のキム・スルギは、初めて大統領選挙の投票権を与えられたという。

リュ・スンリョン、2AM スロン…素敵な演技に匹敵する素晴らしい発言

映画「僕の妻のすべて」と「王になった男」で、最高の年を送っているリュ・スンリョンも投票を促した。

リュ・スンリョンは11月30日に開かれた第33回青龍映画賞授賞式で自身の考えを伝えた。同授賞式で助演男優賞を受賞したリュ・スンリョンは「この前出演した『王になった男』は、疎通に関する映画だった。近く、大きく疎通する日が来る」とし「国民1人1人がキングメーカーだとの考えで、上手く疎通できる人を選択して欲しい」と、ユニークな感想を伝えた。

映画「26年」を通じて初の商業映画デビューと初主演を果たしたスロンも、最近複数のマスコミとのインタビューで投票に関する発言をした。映画に出演することで、あらゆる社会問題に関心を持つようになったというスロンは、SNSを通じても度々、社会現象に対する意見を伝えたことがある。

スロンは「まだ誰に投票するかは決めていないが、投票は必ずすべき」だとし「特に20代の投票率が高くなって欲しい」との願いを示した。