音源チャートのトップ10の共通点とは…“ソロ or デュエット”

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写真=マイデイリー DB、LOENエンターテインメント
音楽界のトレンドが、電子音のエレクトロニックミュージックからアナログ的感性で心地よい音楽へと変わりつつある。そんな中、これまで人気を集めていたグループよりはソロやデュエットが脚光を浴びている

最近、各種音楽サイトの音源チャート上位圏に入った歌手らは、ソロ歌手またはデュエットという共通点を持っている。先月中旬から4日の現在まで、音源チャートの上位圏でアイドルグループは姿を消している。

アイドルのダンスや電子音に飽きた大衆らが、高い歌唱力と独特な音楽性を持つソロやデュエットに関心を示している状況だ。見て楽しむ音楽から、心地よく聞くことができる音楽へと変わりつつある音楽界のトレンドとも密接な関係を持っている。

これと関連してある音楽界の関係者は、「昔にはソロよりグループが成功する可能性が高いという意見がほとんどだった。だが今は、アイドルのバブルがはじけ、音楽的な実力を集中して見せることができるソロやデュエットの方がより成功する可能性が高いと思う傾向が強くなった」と語った。

ソロ歌手の先頭に立っている歌手はイ・スンギである。聞きやすく感性を刺激するバラード曲「戻す(Return)」で好評を得ている。また、ケーブルチャンネルMnetのオーディション番組「SUPER STAR K4」のヒーロー、ロイ・キムもオーディションを通じてソロ歌手としての可能性を認められ、音源を通じて潜在力を見せている。

女性ソロ歌手としては、SBSのオーディション番組「K-POPスター」を通じてデビューを果たしたイ・ハイがいる。イ・ハイはデビュー曲「1.2.3.4」や後続曲「SCARECROW(カカシ)」を通じて、中低音の魅力的な声とソウルで、人々から愛されている。

これと共にデュエットも高い人気を集めている。ヒップホップデュオGeeks(ギックス)は過去リリースした「Officially missing you, too」をガールズグループSISTARのソユと共に歌い、今もチャートにランクインしている。また、現在「K-POPスター2」に出演している2人組兄妹、楽童ミュージシャンも独特な色の自作曲「足組むな」を公開し、高い注目を集めた。

他にも、歌手キム・ボムスとLENA PARK(パク・ジョンヒョン)が一緒に歌った「白い冬」も上位圏にランクインした。トップクラスの男女ボーカルの出会いで相乗効果を発揮している。

記者 : チェ・ジエ