SISTAR ソユやイ・スンギなど…人気歌手たちがインディーズと手を組むと音楽配信成績が上がるのはなぜ?

OSEN |

世間で人々の人気を得ている主流の歌手たちが、インディーズと手を組み音楽配信で好成績を収めている。

イ・スンギは22日にニューアルバム「森」をリリースし、タイトル曲「戻す(Return)」で、現在まで音楽配信チャートでトップの座を守っている。イ・スンギがリリースしたアルバムは、インディーズ歌手Epitone Projectのチャ・セジョンと、共同プロジェクトで制作したものだ。楽曲「戻す」はチャ・セジョン特有の穏やかな感性と、イ・スンギの甘い歌声がハーモニーを奏で、リスナーから地道な人気を得ている。

トップ歌手がインディーズと手を組み、音楽配信チャートで良い成績を収めたケースは他にもある。インディーズ男性デュオGeeks(ギックス)とガールズグループSISTARのソユが共同作業しリリースした曲「Officially missing you, too」がそうだ。この曲は今月1日に発表され、一気に音楽配信チャート1位となり、1ヶ月近く上位にランクインされる底力を発揮している。

「Officially missing you, too」は甘いGeeksの音色に、ハスキーながらも美声が印象的なソユのボイスが加わり、肌寒いこの季節に脚光を浴びる歌となった。

ハハの妻で歌手のピョルもまた、先月24日にニューアルバムのリリースに先立ち公開した曲「可愛い」で、有名インディーズミュージシャン10CMのクォン・ジョンヨルと手を組み、音楽配信チャート1位を記録した。

ピョルは長い空白期間にも関わらず、2枚目のアルバムで人気を得ていたクォン・ジョンヨルとの共同作業を通じて、甘いボイスを引き立てることに成功した。クォン・ジョンヨルもまた、同曲を通じて10CMの認知度を上げることができた。

人気歌手がインディーズ歌手と手を組み、音楽配信チャートで1位を記録したケースには共通点がある。それは音楽性と派手なビジュアル性を兼ね備えた人気歌手に、インディーズの音楽的基盤が加えられたということで、歌謡界の新しい成功公式として定着すると思われる。

これにカン・テギュ大衆文化評論家は「主流と非主流が出会い、新しいコンテンツを生み出した。非主流が主流を取り入れるのは難しいが、主流が非主流を取り入れるのは比較的簡単だ」とし「主流と非主流の長所をとり、相乗効果を生んだ。これは単純にファン層が広がるという意味ではなく、新しいコンテンツが誕生することにより、新しいファンが形成されるという意味も持つ」と語った。

さらに「非主流もまた、主流と手を組むことで認知度を上げることができ、主流はこれを通じて音楽的力量を発揮し、イメージの変化を図れるという相乗効果が発生する」と分析した。

記者 : ファン・ミヒョン