TAHITI「少女時代と似ていますか?私たちの魅力は…」

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写真=ドリームスターエンターテインメント

メンバー交代後、再出発するTAHITI

練習に練習を重ねた。食事時間、睡眠時間を除くと練習ばかりしていた。体力をつけようと1週間に3回ずつ清渓(チョンゲ)山に登り、雨の日には午前5時に起きて漢江(ハンガン)沿いを走った。雪の日はチェーンを巻いて山に登った、というので、「スポーツ選手かよ」と突っ込まれるかもしれない。華奢な体型の彼女たちが果たして耐えられたのかとも考えたが、ハードな鍛錬のお陰で彼女らはさらに強くなった。

TAHITIが一日の中でもっとも幸せな時間はダンスタイムだという。ステージで楽しむ姿を披露するために、毎日30分ずつ練習室でクラブ音楽を流して踊ったという。一日中歌って踊っていたはずのTAHITIは「自由にやっていたから楽しかったみたい」と振り返った。

今年7月に「Tonight」でデビューしたが、まだ彼女らの名前を知る人は少ない。1stシングルの活動後に3人のメンバーを交代したTAHITIは、歯を食いしばって準備した新曲「Hasta Luego」で活動を再開した。

デビュー前からTAHITIのメンバーと同居しながら一緒に練習していたという新メンバーのアリは、「お姉さんたちが先にデビューして羨ましかった。テレビ出演後にメイクしたまま練習室に来ると、私とは違う世界の人たちのように見えた」と打ち明けた。末っ子のジンは「機会に恵まれず悔しい思いもしたけど、グループに入ることができて嬉しい」と微笑んだ。

可愛いと言われるのも嬉しいが、「かっこいい」という表現が彼女たちにとって最高の褒め言葉だという。「それではまた」という意味のスペイン語をタイトルにしたTAHITIの新曲「Hasta Luego」は、特にカリスマ性がポイントだという。ニコニコ笑う彼女たちにコンセプトへのプレッシャーはないのか聞いてみた。

「私は丸顔のせいか、カリスマ性があるように見えなくて苦労した。色々と悩んだ。苦笑いも良くなさそうだったし、目力はないといけないし。上から目線で笑うことで解決した」(ジス)

「私はむしろ気が強すぎて見えた。ふだんメイクをしてないけど、今回はアイメイクが濃くて。口の端を片方だけ上げて笑いながら睨むから私ではないみたいだった。知り合いも私を見分けられなかったくらい」(ミソ)

コンセプトのためなのだろうか。「Hasta Luego」は少女時代の「Run Devil Run」を連想させる。特にミュージックビデオの雰囲気は少女時代と似ている。「『Run Devil Run』と似ていることはコメントを見て知った。少女時代との比較はありがたい。少女時代は群舞中心にステージを構成しているとすれば、私たちは個々の個性をアピールするタイプ」と違いを強調した。

デビュー曲のプロモーション活動が短かったため、メンバーたちは今回の活動を楽しみにしている。来年初旬まで休まず活動したいというTAHITIは「来年の新人賞を狙っている。将来は韓国を代表するガールズグループになりたい」と付け加えた。

「音楽番組でファンに名前を呼んでもらうと嬉しい。これから皆で楽しめる音楽を届けたい」

記者 : イ・オンヒョク