「ある会社員」イ・ミヨン、5年ぶりのスクリーン復帰“強いカリスマは消したかった”

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女優イ・ミヨン、映画「ある会社員」制作報告会で復帰の感想語る

女優イ・ミヨンが、5年ぶりに復帰した。これまで手堅い演技で人々から愛されてきたイ・ミヨンが、映画「ある会社員」でスクリーン復帰を果たしたのだ。

映画でイ・ミヨンは、10代に嘱望されるアーティストだったが、二人の子供の母となり、生活に追われるユ・ミヨン役を演じた。

イ・ミヨンは「これまで演じた役柄がほとんどカリスマ性の強いキャラクターだったが、そこから脱したかった。気楽に演技できる作品だと思い、出演を決めた」と出演のきっかけを述べた。

一家の大黒柱で二人の子供の母という点は、イ・ミヨンが初めて挑戦するキャラクターでもある。このため「ギターを習い、ミシンも使えるようになった」とイ・ミヨンは彼女なりの挑戦に意味を付与した。

続いてイ・ミヨンは「夢多き10代、同時に母親という役割が斬新だった。友達の中で早く子供を持った子たちは、母親というよりは、子供と友達のようにしていた。熱い母性愛というよりは、家族愛、身内という考え方に集中した」と説明した。

またイ・ミヨンは「映画に出演したかったが、ブランクが長くなってしまった。今回のユ・ミヨン役は、これまで演じた役の大きさには至らず、悩んだりもした」と話し、そのすぐ後に「でもソ・ジソブという俳優がいたので選択した。便乗することができると思ったので」と周りを爆笑させた。

映画「ある会社員」は、見た目は平凡な金属製造会社だが実は殺人請け負い会社である会社を舞台にしたアクション映画。同会社の社員たちが会社を相手に挑戦状をつきつけながら繰り広げられる物語が描かれる。ソ・ジソブ、クァク・ドウォン、ZE:A キム・ドンジュンが出演する。同映画は韓国で10月18日に公開される。

記者 : イ・ジョンミン、イ・ソンピル、写真 : イ・ジョンミン