KARA、カムバック1週間で降り注ぐ非難の嵐

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写真=マイデイリー DB
22日に活動を再開したKARAが、カムバック1週間で世間の非難の対象になっている。

KARAは22日、ソウル広津(クァンジン)区のウォーカーヒルホテルでカムバックショーケースを開催し、ファンの前でアルバム「PANDORA」を初披露した。この日、様々なメディアを通じて公開されたKARAのカムバックステージは、扇情性の問題で論議を醸した。KARAは黒と白を基調にした短くタイトなジャンプスーツに、ジャケットを合わせた衣装でステージに立った。下着を思わせる衣装と、背中を露出させるダンスで“煽情性”に関する問題が提起された。94年生まれでまだ20歳にもなっていないジヨンの、高い露出に対する憂慮の声も上がった。

さらに最近関心を集めている竹島(韓国名:独島)に関連した質問についても論議されている。KARAのメンバーたちは、ショーケースの記者会見で「日本で竹島関連の質問をされたら、どのような立場を取るのか」という質問に対し、沈黙を保った。この日司会を務めたMCパク・ジユンが回答を遮ったとは言っても、「独島は私たちのもの」という言及を避けたことは、韓国のネットユーザーの批判の対象になった。

論議はそれだけに留まらない。27日、あるネットユーザーはインターネットコミュニティ掲示板を通じてSBS「人気歌謡」のステージに立ったKARAのステージ衣装が、2008年の高級ブランドのファッションショーで公開された水着と酷似しているという意見を掲載した。実際に衣装を比較する写真を見ると、水着とスカートの違いと、若干の色の違いを除けば、ほぼ同じデザインということがわかる。

さらにKARAは28日、思いがけない“駐車事件”に関して公式サイトで謝罪をした。KARAの所属事務所DSPメディアは最近、KARAのメンバーたちの車2台が公州(コンジュ)正安(ジョンアン)のサービスエリア内の障がい者等用駐車スペースに約15分間駐車していたことを認め、「当日ご不便をおかけした方々やKARAを応援してくださるすべての方々に謝罪申し上げます。また、今後の再発防止を徹底して注意します」という公式謝罪文を掲載した。

1年ぶりの韓国での活動だ。日本での多忙なスケジュールを終えて、久々に韓国のファンの前に姿を見せたKARAがカムバックから1週間の間に見せた姿は、予期しなかったハプニングが続いたとはいえ、期待が高かっただけに失望する気持ちを抑えることができない。しかし、逆に考えてみると、カムバックしてからまだ1週間しか経っていない。今後見せるKARAの活動で、ファンの心を和やかにさせることができるのか関心が集まる。

写真=MBC放送より

記者 : チェ・ジエ