「ファッションキング」ユ・アイン“スタイリストが2度泣いた”

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「ファッションキング」海千山千のヨンゴル役 “俺がファッション王!”

ユ・アインは撮影のたびに笑っていいのか、泣いていいのか悩んでいるような表情をしていた。ドラマ制作発表会がそうであるように、何度も続く撮影とポーズのリクエストがあるたびに手で顔を覆って笑った。

SBSの月火新作ドラマ「ファッションキング」(演出イ・ミョンウ、脚本イ・ソンミ/キム・ギホ)の制作発表会が開かれた14日、公開された予告編を見ていた記者からクスクス笑う声が聞こえる。予告映像の中で、“シックな雰囲気のユ・アイン”の涙を流しながらパンを食べる“カッコ悪さ”が笑いを誘ったのだった。ユ・アインは、ドラマの中で東大門市場で商売をしていたもののアメリカン・ドリームを夢見て韓国を離れ、ありとあらゆる苦労をするヨンゴル役を演じる。

ユ・アインはヨンゴルに対して、「今まで演じた人物の中で一番多様な面が共存している人物」「悲しい時はわんわん泣き、お茶目なところもある」と述べた。また、「今まではどこか痛みを持っている人物を演じてきたが、ヨンゴルはその表現の仕方は暗い姿ばかりではない」と付け加えた。

ヨンゴルを表現する上で一番必要な言葉は、“図々しさ”である。自身を“口数が少ない”話すユ・アインは、「本来の自分の性格より大げさに行動するし話好きなので、テンションが上がった」と言う。

写真=イ・ジョンミン

シン・セギョン「アインさんは、他人の視線を気にして意思を曲げたりしない」

2週間を超えるアメリカロケで、野宿をする演技のために、ドラマのタイトルとは違って“着たきりすずめ”の憔悴しきった姿をしなければならなかったユ・アインは「『俺がファッション王なのか?』と思った」と笑いながら言う。普段からファッションに関心が高い彼は、「その分オシャレに着こなさなければならないというプレッシャーがあって、ストレスもある」とし「スタイリストが(自分のため)2度泣いた」と話した。

また、ドラマの中の露出シーンに関する感想への質問に対して、ユ・アインは「ドラマ初期の頃に男優の魅力をアピールする手段として露出をせざるを得なかったが大変だった」としながらも、「満足するほどではなかったが、悪くはなかったと思う」と言って笑う。

ユ・アインの相手役のシン・セギョンは、飾らない素直な性格の彼から色んなことを感じているように見えた。シン・セギョンは、「言いたいことを全部言ったら生意気と言われるから、順応して生きてきた」と話す。

この言葉にユ・アインが「今、僕の話?」と言い、会場から笑いが溢れた。シン・セギョンは「何か正しいと思うものがあれば、他人の視線を気にして意思を曲げたりしない」とユ・アインを紹介し、「だからこそヨンゴルというキャラクターを初期から定着させることができたんだと思う」と褒めた。

ユ・アイン、シン・セギョン、イ・ジェフン、少女時代のユリの4人の男女がファッションに大いに悩み、愛し合って成長していく姿を描くドラマ「ファッションキング」は3月19日に第1話が放送された。

記者 : イ・ジョンミン、イ・ヒョンジン