JYJ、ワールドツアー最終公演地・チリで会見

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「ステージで歌える歌もなかった僕たちにとって、ワールドツアーは『無』から『有』を生み出しました。勇気と希望を持たせてくれました」――。

韓国の3人組男性グループ・JYJはチリ公演を控えた8日、首都サンティアゴ市内のホテルで記者会見を行った。JYJは韓国出身のアーティスト初の、南米での単独公演を開催する。

9日はサンティアゴ、11日はペルーで昨年4月にスタートしたワールドツアーの最終公演となる。南米公演を合わせると、計20万人の動員が見込まれている。

以下は一問一答。

―南米で公演する感想は。

ジュンス:遠い国で単独公演を行うのが信じられない。感激している。頑張ってきた3年という時間がパノラマのように広がり、幸せだ。

ユチョン:米国で暮らしていた時、南米出身の友だちがいたが、その国で公演するのは実感がなく、不思議だ。南米で公演するのが奇跡のようだ。音楽で多くの国が一つになっていくことを感じている。

ジェジュン:韓国との時差は12時間だが、地球の反対側で僕たちを愛してくれるファンがいることが不思議で驚きを感じる。情熱的な舞台でお返ししたい。

―南米にファンがいることを認識したのはいつだったのか。

ジェジュン:5年前にインターネットを通じ、チリやメキシコ、ペルーなどにファンがいることに気付いた。ハングルで書かれた手紙などが送られてきた。この地域のファンはとても情熱的で、YouTubeに僕たちのダンスを披露する動画も投稿している。

―文化が違うK-POPアーティストが、多くの国で人気を集めている理由は何だと思うか。

ジェジュン:僕たちも知りたい。欧州や南米だけでなく、中東地域でも好かれている。これまではアーティストが近づけない距離にある国々だったが、世界のファンがK-POPのことを伝え、音楽を共有し、次第に人気が高まったと思う。公演を行い、観客が来るのはそのような方々の努力のおかげだ

ジュンス:愛される力は音楽だ。K-POPはほかの国の音楽に比べ、起承転結があり、ビートが強い。海外のファンはK-POPでカタルシスを感じ、ハングルなど韓国の文化に接し、韓国を愛してくれていると思う。

―東方神起から離脱し初めてショーケースを行った時と、ワールドツアーを終える今、変わったことは。

ジュンス:ショーケースの時は本当に緊張した。その時は僕たちも確信を持てなかった。変わったことはその時は怖かったとすれば、今は怖さが半分、勇気が半分だ。

―今年の計画は。

ジェジュン:ドラマやミュージカルなどソロ活動をする予定だ。ファンと交流するイベントも準備している。夏に米国で2枚目のワールドワイドアルバムの収録を行う。アルバムが発売されたら、米国での活動も計画している。また、今年末か来年にワールドツアーを開始する計画だ。新たな国で公演してみたい

記者 : 聯合ニュース