B.A.P「“地球征服”が目標?今年の新人賞が目標です」
TVREPORT |
とんでもない目標を掲げた新人グループがある。
彼らの名はB.A.P。Best(最高の)、Absolute(絶対的な)、Perfect(完璧な)の略語であるB.A.Pは、「最高の絶対的で完璧な価値を求める」という志を秘めて音楽シーンに登場した。
最近、B.A.Pが1990年代後半の韓国の伝説的なアイドルグループ、H.O.T.と似ているという話があった。B.A.Pのリード曲「WARRIOR」は、H.O.T.のデビュー曲「戦士の末裔」のように社会への批判や現実の問題を指摘しながら10代に訴えかけている。髪を染めた姿も、H.O.T.を連想させる。
「H.O.T.先輩と似ているという話を聞きました。僕らにとっては光栄の言葉ですが、まだそのような言葉は身に余ります。今はただ、『H.O.T.のように一生懸命に努力する歌手になってほしい』という助言だと思っています。その言葉のおかげで、最近は行動一つ一つに気をつけています。見守っていてください」
B.A.Pは1月28日にソウル奨忠(チャンチュン)体育館で、およそ3,000人を動員したデビューミニコンサートを開催した。
「ミニコンサートの当日、すごく緊張しました。緊張したり、ワクワクしたり。最初の曲が流れる前に、ステージの幕越しにファンの方々が振っているペンライトを見ました。数百のペンライトが一斉に動いているのが見えました。それを見て、すごく緊張してしまいました。ステージをどう終えたか、覚えていないほどです。今もその時を思い出すと、緊張してきます」
B.A.Pのデビューミニコンサートは、ガールズグループSecretがゲストとして出演した。この日、Secretは「Madonna」「Love is MOove」を歌い、会場を盛り上げた。Secretの出演は、所属事務所のTSエンターテインメントの新人アーティストであるB.A.Pを広報するためだったが、SecretにとってもB.A.Pは実の弟のような存在であり、彼女たちは自身のこと以上に積極的にB.A.Pを応援した。
SecretはB.A.Pがデビューする前から自身のTwitterやme2day(韓国のマイクロブログサービス)に彼らの近況を伝えていた。もちろん、Secretが進んで書き込んでいたものだ。
「本当の弟ができた気分です」と口を揃えるSecretは、「私たちも頑張って良い成果を上げ、B.A.Pも良い結果が得られ、2012年にはみんなで幸せになることを祈ります」と新年の望みを語った。
デビューミニコンサートでは、B.A.Pとしてのステージ以外にもメンバーによるユニットとしてのステージも披露された。
韓国音楽業界の関係者らは、B.A.Pの人気に驚いているという。B.A.Pはデビュー前に地上波での予告映像とSBS MTVのリアリティ番組「Ta-Dah, It’s B.A.P」に登場しただけだったためだ。
B.A.Pのデビューアルバム「WARRIOR」は、発売2日で初回販売分の1万枚が完売した。また、ビルボードワールドアルバムチャートの10位にランクインし、期待の星として浮上した。ネットに上げられた「WARRIOR」のミュージックビデオの再生回数は100万回を超え、ファンクラブの会員数は一日に1000人以上が増えているほど大きな反響を得ている。メンバーのバン・ヨングクとヒムチャンはスノーボードウェアのモデルとして活動しており、中でもバン・ヨングクは、K-POPサイト「ALL K-POP」でヒップホップスターとして上げられていた。ヒムチャンはSBS MTVの音楽番組「The Show」でMCを務めている。
“大人気”という言葉に、B.A.Pも驚いている様子だ。
「ここまで多くの声援が送られるとは思っていませんでした。多くの方が応援してください、励ましてくださって感謝しています。まだ人気は実感していません。チームでは、最年少メンバーのZELOの人気が高いです。可愛いですし、ラップも1秒に16音節を言えるので“LTE”というニックネームも持っています。バン・ヨングクとZELOは、B.A.Pとして活動する前からユニットとして活動していたため、B.A.Pの認知度を高めることに一役買いました」
ラップを聴いていると、ラッパーのOutsiderを思い出すと声をかけると、ZELOは「Outsider先輩を尊敬しています。とてもカッコいいです。僕は、誰かにラップを教わったわけではなく、がむしゃらに一人で練習をしました。練習をしているうちに、ラップが速くできるようになりました。ジンクスと言えば、ラップの時によだれが溜まるといけないので、ステージの前には絶対に水を飲みません。そこで、唇が乾いたり、唇がくっついたりしたこともあります」と話した。
B.A.Pが人気を博している理由は何だろうか。カッコ良いルックス?分析する人によって異なってくると思うが、メンバーが思っている人気の理由の一つは、バラエティ番組の出演だ。
B.A.Pは「Ta-Dah, It’s B.A.P」で“地球征服”が目標である宇宙人のアイドルとして出演している。同番組では、仮想の現実にB.A.Pのコンセプトを加え、ユニークな魅力をアピールしている。
「バン・ヨングクは戦争マニア、ZELOはロボットマニアだという設定で、デヒョンは“忍者”と言って無口で単独行動の多いキャラクターです。ヨンジェはとても頭の良いしっかり者として出演していますが、実際のところはその逆ですね。ジョンアプは身体能力の優れたキャラクターですが、実際にもカッコ良いボディです。僕ですか?僕は隊長ですね」(ヒムチャン)
2012年、B.A.Pの最大の目標は新人賞を取ることだ。
「新人賞は、デビューして初めてもらえる賞でしょう?なので、ぜひ頂きたいのが新人賞です。多くのグループやアーティストがいるので、ライバルとの競争もあるだろうと思いますが、必ず頂けるように頑張ります。また、海外での活動も多く行いたいです(笑)」
B.A.Pは3月にシンガポールでファンミーティングを開催する。また、アジアや南米などからも公演の問い合わせが殺到している。彼らの夢が叶う日も遠くはない。
ただ、“地球征服”だけは除いて。
彼らの名はB.A.P。Best(最高の)、Absolute(絶対的な)、Perfect(完璧な)の略語であるB.A.Pは、「最高の絶対的で完璧な価値を求める」という志を秘めて音楽シーンに登場した。
最近、B.A.Pが1990年代後半の韓国の伝説的なアイドルグループ、H.O.T.と似ているという話があった。B.A.Pのリード曲「WARRIOR」は、H.O.T.のデビュー曲「戦士の末裔」のように社会への批判や現実の問題を指摘しながら10代に訴えかけている。髪を染めた姿も、H.O.T.を連想させる。
「H.O.T.先輩と似ているという話を聞きました。僕らにとっては光栄の言葉ですが、まだそのような言葉は身に余ります。今はただ、『H.O.T.のように一生懸命に努力する歌手になってほしい』という助言だと思っています。その言葉のおかげで、最近は行動一つ一つに気をつけています。見守っていてください」
B.A.Pは1月28日にソウル奨忠(チャンチュン)体育館で、およそ3,000人を動員したデビューミニコンサートを開催した。
「ミニコンサートの当日、すごく緊張しました。緊張したり、ワクワクしたり。最初の曲が流れる前に、ステージの幕越しにファンの方々が振っているペンライトを見ました。数百のペンライトが一斉に動いているのが見えました。それを見て、すごく緊張してしまいました。ステージをどう終えたか、覚えていないほどです。今もその時を思い出すと、緊張してきます」
B.A.Pのデビューミニコンサートは、ガールズグループSecretがゲストとして出演した。この日、Secretは「Madonna」「Love is MOove」を歌い、会場を盛り上げた。Secretの出演は、所属事務所のTSエンターテインメントの新人アーティストであるB.A.Pを広報するためだったが、SecretにとってもB.A.Pは実の弟のような存在であり、彼女たちは自身のこと以上に積極的にB.A.Pを応援した。
SecretはB.A.Pがデビューする前から自身のTwitterやme2day(韓国のマイクロブログサービス)に彼らの近況を伝えていた。もちろん、Secretが進んで書き込んでいたものだ。
「本当の弟ができた気分です」と口を揃えるSecretは、「私たちも頑張って良い成果を上げ、B.A.Pも良い結果が得られ、2012年にはみんなで幸せになることを祈ります」と新年の望みを語った。
デビューミニコンサートでは、B.A.Pとしてのステージ以外にもメンバーによるユニットとしてのステージも披露された。
韓国音楽業界の関係者らは、B.A.Pの人気に驚いているという。B.A.Pはデビュー前に地上波での予告映像とSBS MTVのリアリティ番組「Ta-Dah, It’s B.A.P」に登場しただけだったためだ。
B.A.Pのデビューアルバム「WARRIOR」は、発売2日で初回販売分の1万枚が完売した。また、ビルボードワールドアルバムチャートの10位にランクインし、期待の星として浮上した。ネットに上げられた「WARRIOR」のミュージックビデオの再生回数は100万回を超え、ファンクラブの会員数は一日に1000人以上が増えているほど大きな反響を得ている。メンバーのバン・ヨングクとヒムチャンはスノーボードウェアのモデルとして活動しており、中でもバン・ヨングクは、K-POPサイト「ALL K-POP」でヒップホップスターとして上げられていた。ヒムチャンはSBS MTVの音楽番組「The Show」でMCを務めている。
“大人気”という言葉に、B.A.Pも驚いている様子だ。
「ここまで多くの声援が送られるとは思っていませんでした。多くの方が応援してください、励ましてくださって感謝しています。まだ人気は実感していません。チームでは、最年少メンバーのZELOの人気が高いです。可愛いですし、ラップも1秒に16音節を言えるので“LTE”というニックネームも持っています。バン・ヨングクとZELOは、B.A.Pとして活動する前からユニットとして活動していたため、B.A.Pの認知度を高めることに一役買いました」
ラップを聴いていると、ラッパーのOutsiderを思い出すと声をかけると、ZELOは「Outsider先輩を尊敬しています。とてもカッコいいです。僕は、誰かにラップを教わったわけではなく、がむしゃらに一人で練習をしました。練習をしているうちに、ラップが速くできるようになりました。ジンクスと言えば、ラップの時によだれが溜まるといけないので、ステージの前には絶対に水を飲みません。そこで、唇が乾いたり、唇がくっついたりしたこともあります」と話した。
B.A.Pが人気を博している理由は何だろうか。カッコ良いルックス?分析する人によって異なってくると思うが、メンバーが思っている人気の理由の一つは、バラエティ番組の出演だ。
B.A.Pは「Ta-Dah, It’s B.A.P」で“地球征服”が目標である宇宙人のアイドルとして出演している。同番組では、仮想の現実にB.A.Pのコンセプトを加え、ユニークな魅力をアピールしている。
「バン・ヨングクは戦争マニア、ZELOはロボットマニアだという設定で、デヒョンは“忍者”と言って無口で単独行動の多いキャラクターです。ヨンジェはとても頭の良いしっかり者として出演していますが、実際のところはその逆ですね。ジョンアプは身体能力の優れたキャラクターですが、実際にもカッコ良いボディです。僕ですか?僕は隊長ですね」(ヒムチャン)
2012年、B.A.Pの最大の目標は新人賞を取ることだ。
「新人賞は、デビューして初めてもらえる賞でしょう?なので、ぜひ頂きたいのが新人賞です。多くのグループやアーティストがいるので、ライバルとの競争もあるだろうと思いますが、必ず頂けるように頑張ります。また、海外での活動も多く行いたいです(笑)」
B.A.Pは3月にシンガポールでファンミーティングを開催する。また、アジアや南米などからも公演の問い合わせが殺到している。彼らの夢が叶う日も遠くはない。
ただ、“地球征服”だけは除いて。
記者 : カン・スンフン