韓国の人気歌手とお笑い芸人が、地方税を納めていなかったことが明らかになった。

19日、仁川（インチョン）広域市は、地方税滞納額の徴収のため、韓国全国で初めて著作権信託収益金の一斉調査を実施し、47人から約4100万ウォン（約457万円）の地方税を徴収したと報告した。

今回の調査は、今年7月から11月まで約5ヶ月間行われ、文化体育観光部に登録された信託機関11ヶ所を対象に、滞納者の著作権（著作隣接権）収益の全数調査が実施された。

滞納者47人の中には、人気お笑い芸人A氏と人気歌手B氏が含まれていた。A氏は2年間、地方所得税200万ウォン（約22万円）を滞納したが、所属事務所の精算金の差し押さえを通じて滞納額全額を納めた。また、B氏は3年間、地方所得税150万ウォン（約16万円）を滞納したが、著作隣接権の差し押さえを通じて滞納額全額を納めた。