イ・ソンギュンさんを脅迫した遊興施設室長の知人、法廷で証言「室長は脅迫犯にお金の受け渡しをしただけ」

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写真=マイデイリー DB
イ・ソンギュンさんを脅迫して3億ウォン(約3,292万円)を受け取った疑いで拘束・起訴された遊興施設の室長であるA氏の知人が、法廷でA氏も別の人物に脅迫されていたと証言した。

A氏の知人は7日、仁川(インチョン)地裁刑事4単独のクァク・ヨサン判事の審理で行われた第7次公判で、証人として出席し、「(A氏に)脅迫犯が危害を加えると脅してきた。脅迫のメッセージの中には『母親を殺す』という内容もあった」と明かした。

続けて「A氏は脅迫犯に渡すため、現金を入れたショッピングバックを持って(昨年9月)仁川に行くと言われて、私も一緒に車に同乗した」とし、「家族のような関係であるA氏に、脅迫犯が危害を加えるのではないか心配になって(ついて行った)」と付け加えた。

これは、A氏が俳優のイ・ソンギュンさんから渡された現金3億ウォンを、脅迫犯に渡すためもらったという趣旨の主張だ。

そして、該当の知人は「脅迫犯はTelegram(テレグラム)で連絡して、何度も会う場所を変え、最後に『ある酒屋の地下駐車場に来い』と言われたが、実際行ってみるとそこに駐車場はなかった」とし「『違う場所を教えて』と言ったが、連絡が来なくて現金を渡すことができなかった」と説明した。

また「当時(麻薬投薬の疑いで)手配中だったにも関わらず同行した理由は?」という検察の質問には「(A氏が)脅迫で苦しんでいる上に、尾行されていたので助けてあげたいと思った」と答えた。

A氏は昨年9月、イ・ソンギュンさんに連絡して「携帯電話がハッキングされて脅されている。口止めのためお金が必要だ」と、3億ウォンを受け取った疑いで起訴された。

警察調査の結果、当時A氏を脅迫したハッキング犯は、普段から親交がある、同じマンションで住んでいる元女優B(29)氏であることが遅れて明らかになった。

B氏は、A氏がヒロポンの投薬をはじめ、イ・ソンギュンさんと親しいという事実を知ると、違法のUSIMカードを使ってハッキング犯のふりをして犯行を行った。しかし、彼女はA氏からお金を受け取ることに失敗すると、故イ・ソンギュンさんを直接脅迫した。

B氏は昨年10月13日~17日、イ・ソンギュンさんに1億ウォン(約1,096万円)を要求し、結局、5千万ウォン(約548万円)を受け取った疑いがもたれている。

麻薬など前科6犯であるA氏は、該当事件とは別途に3回もヒロポンを投薬し、大麻を吸引した疑いで起訴され、検察は今年7月、結審公判で懲役2年を求刑した。

記者 : ナム・へヨン