イ・ソンギュンさんの捜査情報を流出した疑い…捜査官に対し警察が拘束令状を申請

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写真=マイデイリー DB
警察が、麻薬投薬の疑いで捜査を受けていた中で死去した俳優イ・ソンギュンさんの捜査情報を流出した疑い(公務上の秘密漏洩)で、仁川(インチョン)地検の捜査官に対し拘束令状を申請した。

京畿(キョンギ)南部警察庁は最近、捜査官B氏に対して業務上秘密漏洩の疑いを適用し、拘束令状を申請したと報告した。B氏の令状実質審査(拘束前被疑者審問)は、今週中に水原(スウォン)地裁で行われる予定だ。

3日、ホン・ギヒョン京畿南部警察庁長は記者懇談会を開き「イ・ソンギュンさんの捜査流出関連調査が、最終段階に入った」とし「最初に報道した地方紙へ情報が伝わった経緯と、捜査文書すべてが流出された部分に対して、集中的に調査した」と明かした。

B氏はイ・ソンギュンさんの麻薬疑惑に関する警察内偵情報を、京畿地域の日刊紙に提供した疑いが持たれている。この地方紙は昨年10月、「トップスターL氏、麻薬疑惑で内偵中」という記事を単独で報じた。

イ・ソンギュンさんの麻薬投薬疑惑に関する騒動は、この地方紙の報道後、多数のマスコミが相次いで報じ、大きなニュースとなった。

これに先立って警察は4月15日、仁川地検とイ・ソンギュンさんの疑惑を最初に報じた京畿地域の某地方紙に対し、家宅捜索を行って捜査官B氏を立件した。

イ・ソンギュンさんは約2ヶ月間、3回にわたり警察の召喚調査を受け、3回目の召喚調査を受けた4日後である昨年12月27日、ソウル鍾路(チョンノ)区にある公園近くで亡くなった状態で発見された。

彼の訃報をうけて、ポン・ジュノ監督などの文化芸術人たちは、声明書を通じてイ・ソンギュンさんの事件と関連して、捜査当局の徹底した真相究明と、報道倫理を無視した記事の削除、文化芸術人の人権保護のための現行法令改正などを促した。

記者 : クァク・ミョンドン