映画「毒親」チャン・ソヒ“非婚主義ではない…今も自分のパートナーを待っている”

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写真=Triple Pictures
「毒親」で毒々しい母親を演じたチャン・ソヒ。彼女が「独身主義ではありません」と話しながらも、「電撃結婚を発表するのではないか」という言葉に「そんなことは、仏様に誓ってありません」と答えた。

映画「毒親」(監督:キム・スイン)に出演したチャン・ソヒは、最近ソウル鐘路(チョンノ)区の某所で行われたインタビューを通じて、久しぶりの復帰の感想などを明かした。

同作は、毒になることも知らずに大きすぎる愛を注ぐ母親ヘヨンが、娘ユリの死を追跡しながら衝撃的な真実にたどり着く心理劇だ。

チャン・ソヒの約6年ぶりのスクリーンカムバック作で、彼女は大きすぎる愛を注ぐヘヨン役を演じた。チャン・ソヒと親子の演技を披露した娘ユリ役は、Netflixシリーズ「ペーパーハウス・コリア」に出演した新人のカン・アンナが務めた。

毒々しい母親を演じたチャン・ソヒは「どんな幼少期を過ごしたのか」という質問に、「ドラマ『人魚姫』が上手く行く前までは苦労しました」と切り出し、「平凡な家で3姉妹のうち、末っ子として育ちました。芸能人には私がなりたくてなりました。新聞で『かわいい子供選抜大会』というのを見たのですが、母親に『私、絶対これに出たい』とねだった。そこで真(1位相当)になり、11歳で広告モデルに抜擢されました。それをきっかけに芸能界に入りました」と話した。

そうしてデビューしたチャン・ソヒは、韓国で2002年に放送されたドラマ「人魚姫」を通じてスターになった。「人魚姫」に出会う前まで無名生活が長くなると「両親が20代前半まで“演技をやめなさい”と反対していました」と話したチャン・ソヒは、「『結婚しなさい』とまで言われましたが、31歳まで耐えて『人魚姫』に出演することになりました。『人魚姫』の後からは気苦労も減り、どこに行っても歓迎されたので、応援してくれました」と伝えた。

無名時代、辛い時はどのようにしていたのかという質問には「私は仏教信者なので、お寺に行って心の修養をたくさんしました。宗教と家族の力で辛い時期を乗り越えたと思います」とし、「私の上に姉が2人いるので、姉に愚痴をこぼすことが多いんです。家族が一丸となっています」と話した。

そして「私がお金を稼いで使う主な目的は旅行でした。特に家族と旅行によく行きました。韓国国内も、外国もたくさん行きました。韓国の有名なお寺は全部行ったぐらいです。旅行しながら学ぶことも多く、とても癒されました」と伝えた。

2002年「MBC演技大賞」で大賞を与えてくれた「人魚姫」が、韓国だけでなく中国でもヒットし、これをきっかけに中国に進出、中国ドラマ「庚子風雲」に出演し、精力的に活動していたチャン・ソヒ。

彼女は「私が中国活動1世代ですね」とし、「年を取ると、もう“老後の管理をしなければならない”と思うんです。財テクに関することは最近になって考えるようになりました。以前は稼げば全部使うタイプだったんです」とコメントした。

海外で活動している後輩たちに対し、「とても誇らしいです」と話したチャン・ソヒは、「私も中国で活動していた時、とてもありがたかったんです。“韓国ドラマをこんなに好きになってくれるなんて”と思いました。そのおかげで中国ドラマにも出演することができたんです」とし、「『人魚姫』以前の無名生活が長かったので、すべてに感謝しています。俳優は演技ができる舞台が必要で、その舞台はとても大切です。今もこのような場が与えられていることにとても感謝しています」と伝えた。

相変わらず“ヴァンパイアクラス”の童顔をキープしている秘訣についてチャン・ソヒは「いつも努力し、緊張するのは女優としての礼儀です」とし、「あまりに人為的でないラインで肌の手入れを頑張っています。お酒やたばこは絶対にしません。周りを見ると、これが肌の敵のようです」と話した。

結婚の意思はないのかという質問には「独身主義ではありません」と答えながらも、「すべてに時というものがあるようです。結婚している方々が“私、この人と結婚するとは思わなかった”というように、正解はないと思います」とし、「今も自分の伴侶を待っています」と伝えた。

そう話しながら「“私は必ず結婚する”と思っているわけではないです」とし、「すべて運命だと思います。仕事を頑張っている今の生活に満足していて、そこでパートナーができればいいですね」とつけ加えた。

「恋愛は少ししている」とコメントしたチャン・ソヒ。彼女は「最近になって母親から“年を取って友達のような夫がいればいいのではないか?”と言われるんです」と話した。「そう話しておいて2週間後に電撃結婚発表するのではないか」という言葉にチャン・ソヒは「そんなことは仏様に誓ってありません」と話し、爆笑を誘った。

記者 : ペ・ヒョジュ