「白雪姫には死を」ピョン・ヨハン、コ・ボギョルの言葉に混乱【ネタバレあり】

Newsen |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC「白雪姫には死を」放送画面キャプチャー
「白雪姫には死を」が、嵐のような展開で視聴者の推理回路を稼働させている。

韓国で9月13日に放送されたMBC金土ドラマ「白雪姫には死を-Black Out」第9話の視聴率は全国6.5%、首都圏6.4%を記録し、1分あたり最高7.1%まで上がった。全国と首都圏、そして1分あたり視聴率まですべて自己最高記録を更新し、5週連続上昇が続いている。(ニールセン・コリア基準)

この日の放送では、11年前のあの日の真実を探すコ・ジョンウ(ピョン・ヨハン)、ノ・サンチョル(コ・ジュン)の奮闘が続く中、村人たちが少しずつ素顔を見せ始め、固い共同体に亀裂が生じ始めた。

罪悪感に勝てなかったヒョン・ゴンオ(イ・ガソプ)が極端な選択をすると、父親のヒョン・グタク(クォン・ヘヒョ)はなんとか保っていた理性を失い、暴走し始めた。ヒョン・ゴンオの遺書の中には「あの日、父も倉庫にいたでしょう」と自白を求める文言が入っており、ヒョン・グタクのアリバイが視聴者の関心を集めた。

ノ・サンチョルからヒョン・ゴンオが死んだという話を聞いたコ・ジョンウは、再び友達を失った悲しみと虚しさに包まれた。シム・ボヨンに悪いことをしていたヤン・ビョンム(イ・テグ)、シン・ミンス(イ・ウジェ)が不拘束起訴で釈放されたうえに、11年前のあの日のことを明かす重要な証人も死亡したため、被害者シム・ボヨンの悔しさを晴らす機会も徐々に減ってきている状況だった。

時間がないと判断したコ・ジョンウとノ・サンチョルは、事件が起きた当時を再び振り返り、新しい手がかりを探すことに没頭した。運転ができなかったヤン・ビョンム、シン・ミンス、ヒョン・ゴンオの代わりに、コ・ジョンウの車を運転して遺体を遺棄した共犯の存在、シム・ボヨンがつけていたブレスレッドの行方など、まだ解消されていない疑問が様々な推測を呼んだ。

続いて、コ・ジョンウは当時の事件を取り調べていた担当刑事のキム・ヒド(チャン・ウォニョン)が話していた交通事故のことを思い出した。キム・ヒドの主張によると、酔っぱらったコ・ジョンウが遺体を遺棄するために運転をし、村の入口で事故を起こしたという。しかし、証拠品の中には事故の写真が残っておらず、コ・ジョンウはこれに対する疑いを抱き、運転者の正体を追った。

また、ヒョン・グタクから脅迫されたシン・ミンスが、ヤン・ビョンムを真犯人と名指ししたことで状況は予想しない方向に流れていった。警察に連れていかれていたヤン・ビョンムは突然、チェ・ナギョム(コ・ボギョル)に言及、「これは全部、あいつが作った状況だ」と叫び、疑問を呼んだ。コ・ジョンウもチェ・ナギョムのところに行って事情を聞いたが、チェ・ナギョムは倉庫にいなかっただけでなく、ヤン・ビョンムから脅迫されているという信じがたい返答をし、コ・ジョンウをさらに混乱させた。

しかし、チェ・ナギョムの話とは違って、11年前のあの日の殺人現場には、チェ・ナギョムもいたことが明らかになり、衝撃を与えた。真実を隠しているベールが一枚ずつはがれている中、か弱い顔の裏に隠されたチェ・ナギョムの実態は何なのか、ヒョン・ゴンオの遺書の内容通り、ヒョン・グタクも現場にいたのか、注目が集まっている。

記者 : パク・アルム