“カン・ダニエルへの名誉毀損の疑い”炎上系YouTuber、検察が第1審で罰金約105万円を宣告

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写真=マイデイリー DB
カン・ダニエルの名誉を毀損した疑いで起訴された、YouTubeチャンネル「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者に、第1審で罰金刑が言い渡された。

ソウル中央地裁刑事18単独のイ・ジュング裁判官は本日(11日)、情報通信網法上の名誉毀損の疑いで起訴されたA氏に、罰金1,000万ウォン(約105万円)を言い渡した。

裁判所は「被告人が運営していたYouTubeのチャンネル名には『ある分野や人にはまったり、好きになることをやめる』を意味する『タルドク』という言葉が含まれているが、それだけでも否定的なコンテンツを投稿するチャンネルであることがわかる」と指摘した。

続けて「A氏は経済的な利益を求めるために、有名芸能人に対する刺激的で扇情的なコンテンツを、影響力の強いYouTube上に投稿した」とし「該当芸能人と所属事務所に、回復しにくい被害を与えかねないという点で、厳しく処罰する必要がある」と語った。

また「被告人が映像の内容を知ることになった具体的経緯や出処を明らかにできずにいる点を総合すれば、映像内容を虚偽と認識していると見るのが妥当だ」と明かした。

しかし「被害者に対する内容を投稿した映像の数が一つという点。6月にYouTubeチャンネルの運営を辞めた点により、再犯リスクが大きくはない」とし、罰金1,000万ウォンを宣告した。

A氏は2022年、自身が運営しているYouTubeチャンネル「タルドク収容所」に「“国民の彼氏”俳優・アイドルの乱れた私生活」というタイトルで動画を投稿し、カン・ダニエルの名誉を毀損した疑いが持たれている。

検察はA氏を罰金300万ウォン(約32万円)をで略式起訴したが、裁判所がこれを受け入れず、A氏を正式裁判にかけた。

A氏は最後の陳述で「映像を製作して投稿した事実は認めるが、映像の内容が事実だと思っていた」と主張し「当時は、未熟で分別がなかった。軽率さで被害者たちに傷を与えてしまい申し訳ない」とし、「これから社会に役立つことができるよう、ボランティア活動に参加するなど頑張る」と明かした。

記者 : イ・イェジュ