同性に対する性的暴行の疑いで告訴された俳優のユ・アインが、警察に召喚される見通しだ。

ソウル警察庁の関係者は、12日に行われた定例記者懇談会で「告訴状を提出した被害者に対し、性暴力証拠採取キット及び尿検査を実施した」と報告した。

続いて「同行した女性、家を提供した人、タクシー運転手などに対して参考人調査を終えた。現在、被疑者（ユ・アイン）の弁護士と、召喚の日程を調整している」と語った。

ソウル龍山（ヨンサン）警察署は先月、類似強姦の疑いでユ・アインを立件した。告訴人の30代男性A氏は、先月14日、龍山区のあるオフィステル（事務所としても住居としても使える施設）で寝ていたところ、ユ・アインから性的暴力を受けたと主張している。韓国の現行法上、同性から性的暴力を受けた場合、類似強姦罪が適用される。

オフィステルはユ・アインやA氏の住居地ではなく、現場には他の男性たちもいたという。ユ・アインの弁護士は「告訴内容は事実ではない」と否定している。