ビョン・ウソク、これまでの人生を振り返る「悲しくて地下鉄でわんわん泣いたことも」

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写真=「Harper's BAZAAR Korea」
俳優のビョン・ウソクがこれまでの日々を振り返り、現在について語った。

ファッションマガジン「Harper's BAZAAR」は最近、ビョン・ウソクと一緒に撮影した7月号のグラビアカットの一部を公開した。

グラビアで彼は、ホットピンクのシャツとレインブーツ、ストライプTシャツなどで爽やかな少年らしさをアピール。またオールブラックのファッションでクールな表情を浮かべたカットまで、多彩な魅力を披露した。特に、アーガイルニットにデニムのショートパンツを合わせた彼は、ソファの上でポーズを取っており、セクシーな表情がファンの心を魅了した。今回のグラビアはなんと27ページにわたって企画された。

撮影が終わった後に行われたインタビューでビョン・ウソクは、今の人気に対して「明らかに夢ではないけれど、夢を見ているような気分です。とても多くの方々が僕という人を知ってくださって、深く見てくださること、それ以上に好きになってくださること。人生でこのような瞬間は二度とないだろうと思うくらいです」と語った。

ドラマ「ソンジェ背負って走れ」の最終話の台本をもらってからは、作品と別れたくないという気持ちで一人でわんわん泣いたという。

彼は「第16話に美しいシーンが本当に多かったんです。ソルとソンジェは明らかに幸せなのですが、それでも僕はとても悲しくてたくさん泣きました。台本を見て初めて、終わりというのを実感したようです。僕はソンジェのことがすごく好きだったんだと思いました。やっと心を落ち着かせて、脚本家の方に電話をかけましたが、似たような感情を抱いたとおっしゃいました。ソンジェを、このドラマを終わりにしたくなくて、そのような感情が湧いてくるんだと。僕も今後、他の作品をやると思います。ですが、ソンジェと離れはしないと思います。ソンジェが恋しい時は、いつでもドラマを再び見るつもりです。そのようにして忘れずに、永遠に僕の傍に友達として置いておきたいです」と語った。

2016年に俳優としてデビューし、9年という時間を耐えることができた理由も聞かせてくれた。彼は「長い間オーディションに落ち続け、悪口もたくさん言われました。僕が進む道ではないと考えたりもしました。大変でしたから。どんな分野でも10年はやってみなければ分からないとよく言いますが、だから僕もまず10年はやってみようと決心したんだと思います。それでもうまくいかなければ、未練なくやめると。そのような気持ちでずっと耐えてきました」と語った。

さらに「僕はずっと自分自身を支持してきました。オーディションが終わって帰る地下鉄でわんわん泣くほど悲しかった時も多かったです。そのような時はこう繰り返しました。『できるよ、ウソク。あんなに多くのモデルの中でも働いてきたじゃないか。いつかチャンスは来る。君は人としていい子だよ。だから自分自身を信じて』と。運命論者ではないですが、僕はある人がその場にいるのは、すべて理由があると信じています。インタビューをしながら感じたのは、僕は本当に運の良い人だということです。一方では自負心も感じます。一生懸命に生きてきたんだなと思います」と話した。

記者 : パク・ソヨン