The KingDom、グループ名を変更し第2章をスタート「再デビューしたような気分で心構えが変わった」

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180度変わった。The KingDomというグループ名からコンセプト、ステージ衣装まで、すべてが変わった。「History Of Kingdom」の世界観で顔を知らせたあのKINGDOMと同じグループかと思うほどだ。しかしよく見ると、その変身はそれほど見慣れないものでもない。第1章の世界観で見せた各国の王が持つインパクトはそのままで、より一層大衆的でトレンディな雰囲気がところどころに見えた。第2章が始まった今、“シネマティック”なアイドルというニックネームだけでも、彼らが持つ世界観に対する説明はすでに十分である。「REALIZE」で変化の第一歩を踏み出したThe KingDomに会った。

―― 「The KingDom」という新しい名前が、メンバーにもまだ慣れないのではないでしょうか?

ルイ:実はまだ慣れなくて、たまに挨拶する時に「こんにちは! KINGDOMです」と言おうとしてびっくりしたこともあります(笑)。

ダン:名前を変えたら、確かに心構えが変わりました。再デビューするような気分にもなりました。メンバーたちと最初からまた始めるという気持ちで、本当に頑張ろうという話をたくさんしました。

ムジン:最初は不安もありました。大きく変わるというよりは、KINGDOMという名前の前に“The”が付くだけなので、「有意義な変化だろうか」と悩んだこともあります。でも、グループ名が変わると同時に、コンセプトやスタイルもすべて変わったので、再デビューするような感覚もあって、うまく合致したと思います。

ルイ:最初は僕たちもKINGDOMという名前を守ろうとしたんですけど、第2章を始めるので、心構えも新たにしようという意見でまとまりました。もっと(more)という意味を関連づけて、「The KingDom、“もっと”愛されよう」という良い意味も見つけました(笑)。

―― 音楽的にはどのような変化がありましたか?

ダン:これまでは“シネマティック”なサウンドをたくさん使って、壮大な音楽という特徴がありました。メンバーたちの王国ごとに持っている特性を音楽で表現しました。今回はもう少し聴きやすいトレンディな音楽を準備しました。また、これまではメンバーたちがコンセプチュアルな部分を活かすために演技をして、厳かな雰囲気も見せましたが、これからはそれぞれのやり方でラップや歌をしながら自分の色を探しているように思います。

―― 7つの国から来た7人の王というコンセプトを今後どのように見せてくれるのか、すごく気になります。

ルイ:僕たちがデビューする前から、すでにどのようなストーリーへ繋がっていくのかが構想されていました。ファンや一般の方々はこれを知らないので気になると思いますが、本当にものすごいスケールですべてのチャプターが満たされているので、楽しみにしていてください。

―― 「Flip that Coin」の活動を見ると、確かに変わった部分が見えました。

ジャハン:まず、音楽番組の待ち時間に王の衣装を着ていないところが良かったです。これまでは衣装も派手で、ダンサーも一緒にいたので目立ちましたが、今は楽屋の風景に溶け込めるのが嬉しいです(笑)。

アイバン:歌やダンスのスタイルも、最初のチャプターと比べると確かに変わったので、メンバーもレコーディングしながらとても楽しかったです。チームの雰囲気も一段とよくなった気がして、毎日が幸せです。

フォン:今回のカムバックは、さらにしっかり準備して完璧な姿をお見せしたかったのですが、スケジュールが前倒しになって、少し急いで準備した感があり、最初は不安でした。でも、メンバー全員が一生懸命にやったので、最初の番組から素晴らしいステージをお見せすることができたので、とても誇りに思っています。

―― メンバーたちは何よりもステージ衣装の変化を大きく感じたと聞きましたが、そうですか?

ムジン:一番大きいのは、僕たちを見る視線が確実に変わったことですね(笑)。

ダン:そうですね、ファンの皆さんも気に入ってくれて、周りの知人からも「かっこいい」とたくさん言われました。

アイバン:リアルタイムでつけられるコメントの反応もすごく変わりました(笑)。

ルイ:「だいぶ変わったね。だからKINGDOMからThe KingDomになったんだ」と納得する人もいるくらいですからね(笑)。

―― デビュー4年目ですが、デビュー前と今を比べると、いろいろなことが変わりましたよね?

ムジン:心構えが確かに変わりました。以前はすべてが新しく、初めてなので、一喜一憂するところがあったんですけど、感情の消費が大きかったです。疲れやすく、活動を終えるとバーンアウト(燃え尽き症候群)がやってきました。カムバックも一生懸命に準備して、3年間継続してステージに立っていたら、今は以前より感情をコントロールする能力が少し上がったように思います。

ルイ:僕も似たような感情を抱きました。デビュー前は1つのことにハマってしまうと、すごくストレスを受けました。それが本当に大変だったんですけど、今はメンバーと一緒により良い思い出を積み重ね、後悔せずに楽しみたいという気持ちが強くなって、心構えが変わりました。

―― “シネマティックドル(シネマティック+アイドル)”というニックネームにぴったりの歩みを見せてきましたが、今後新たに得たいニックネームはありますか?

アーサー:第1章の時に目立つコンセプトで、ファンタジードル、シネマティックドルというありがたいニックネームをいただいて光栄でした。大きな変化はありましたが、第2章も僕たちのカラーや世界観の大きな枠組みから外れることはないと思います。だから、シネマティックドルという修飾語と共に、素敵な姿を着実に見せていきたいです。

―― 最初のチャプターがThe KingDomのイントロだったので、これから本格的に見せる姿が楽しみですね。

ダン:今までは「History of Kingdom」というチャプターの名前の通り、グループの歴史と世界観がどのように繋がるのかをお見せしました。ファンとの約束を守るために、7つのコンセプトをきちんと仕上げました。これからはThe Kingdomの新しい物語を始める時じゃないですか。The Kingdomのステージでしか見られないカラーがきっとあると思うので、これからも素敵なステージで応援に応えたいです。もっと愛していただけたら嬉しいです(笑)。

記者 : パク・スンヒョン