イ・ソンギュンさんの遺作「脱出:PROJECT SILENCE」韓国で7月に公開決定…2種類のポスターを解禁

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写真=CJ ENM
イ・ソンギュンさんの遺作「脱出:PROJECT SILENCE」が、韓国で7月の公開を確定した。

同作は濃い霧の中で連続追突事故が起き、崩壊直前の空港大橋で釈放された統制不可能な軍事用実験犬から生き残るために奮闘する人々の物語が描く。

今回公開された“崩壊ポスター”と“ターゲットポスター”は、一寸先も見えない霧の中の空港大橋で起きた、史上最悪の災害現場を収めている。まず、崩壊ポスターは海の真ん中で切れた危険な大橋の姿と、「崩壊危機の空港大橋、生存者全員孤立」というキャッチコピーで、生き残った人々が向き合う極限の死闘を予告している。ターゲットポスターは、監視カメラの画面の向こう、連続追突事故により数十台の車が絡み合ってめちゃくちゃになった状況で、何かに追われるように必死に逃げる人々の姿が緊張感を高める。「全ての生存者がターゲットになる」というキャッチコピーの下で、人々をターゲットに認識する表示と赤色の「TARGET ERROR」というメッセージは、空港大橋に孤立された人々が直面した危機への好奇心を刺激する。

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イ・ソンギュンさんは崩壊直前、空港大橋に閉じ込められた安保室行政官のジョンウォン役に扮し、劇の中心を引っ張る。チュ・ジフンが人生一発逆転を狙うレッカー車運転手のチョ・バク役を務め、これまで見たことがない大胆な変身に挑戦。キム・ヒウォンが問題の実験犬が関わった「PROJECT SILENCE」の責任研究員ヤン博士役を扮し、特有の存在感を見せつける予定だ。その他にムン・ソングン、イェ・スジョン、キム・テウ、パク・ヒボン、パク・ジュヒョン、キム・スアンなど、世代を代表する様々な俳優たちが出演し、劇に活力を与える。

「グッバイシングル」のキム・テゴン監督を中心に、「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョ撮影監督、「神と共に」シリーズのVFX(コンピュータグラフィックスまたは合成処理によって実写映像を加工すること)を担当したDexter Studiosが参加し、「新感染 ファイナルエクスプレス」のシナリオ作家パク・ジュソク、「ただ悪より救いたまえ」のイ・ゴンムン武術監督、「1987、ある闘いの真実」のハン・アルム美術監督まで、日常の空間で起きた災害状況をリアルに表現し、観客たちの没入感を高める予定だ。

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記者 : カン・ダユン