イ・ミンギ主演の新ドラマ「クラッシュ」台本読み合わせ現場&予告ポスターを公開

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写真=ENA新月火ドラマ「クラッシュ」
ENA新月火ドラマ「クラッシュ」が台本読み合わせ現場と2種類の予告ポスターを公開した。

「クラッシュ」は、道路上のヴィランを最後まで追跡する交通犯罪捜査チームのノーブレーク直進捜査劇だ。

本格的な撮影に先立って、昨年行われた台本読み合わせの現場には「復讐代行人~模範タクシー~」でブームを巻き起こしたパク・ジュヌ監督を始め、俳優のイ・ミンギ、クァク・ソニョン、イ・ホチョル、チェ・ムンヒ、ペク・ヒョンジン、ユ・スンモクなどが出席した。俳優たちは練習を始めるやいなや阿吽の呼吸を披露し、没入感を与えるとともに、笑いを誘った。

まず、現場に登場した時からキャラクターとシンクロ率200%を誇ったイ・ミンギ。彼が演じる交通犯罪捜査チーム(TCI、Traffic Crime Investigation)の新人主任チャ・ヨンホは、KAIST(韓国科学技術院)出身の保険詐欺調査官というユニークな経歴を持っている。イ・ミンギは、練習にもかかわらず、端正なスーツに眼鏡までかけ、ナード(Nerd)な魅力をアピールした。交通事故に難しい数学理論を代入し、署長の誤った正書法を指摘するなど、彼特有の表情が変わらない“厚かましい”演技で視線を奪い、劇中人物に入り込んだ姿は感嘆を誘った。

そしてTCIの班長ミン・ソヒ役を演じるクァク・ソニョンは、明るくたくましいエネルギーと、小柄な体型からは想像できないほどのカリスマ性を発揮した。ミン・ソヒは、現場で身につけた武術と、自由自在に車を操る運転の実力を持ち、しぶとさと粘り強さで自身が引き受けた事件は、何があっても解決する人物だ。「アクションスクールで初めて練習してみたけど、想像以上に面白かった」と話した彼女はメンバーとティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)を披露し、現場を笑いの渦に巻き込んだ。彼女のイメージチェンジも注目すべきポイントだ。

TCIの末っ子組であるイ・ホチョルとチェ・ムンヒの活躍も視線を奪った。防犯カメラ分析の第一人者である自動車スペシャリストのウ・ドンギ役を演じるイ・ホチョルは、ドアミラーを見るだけで車種が分かる自動車オタクの姿を披露した。着実にフィルモグラフィーを積み重ね、“次世代ライジングスター”として注目されるチェ・ムンヒは、凄まじい武術の実力を持った末っ子のオ・ヒョンギョン役を演じ、勇敢な末っ子の多彩な活躍を予告した。見た目とは違って心が弱く、犯人の毛先一本すら触れないドンギと、流麗な蹴りで犯人を捕まえるヒョンギョンの意外な魅力が、面白さを倍増させる。

ベテラン俳優たちも登場した。「復讐代行人~模範タクシー~」で話題になったペク・ヒョンジンはチームTCIが所属するナムガン警察署の署長ク・ガンモ役を演じる。彼は野心的で昇進に執着する人物だが、イ・ミンギの言葉による攻撃に激怒する姿を見せるなど、コミカルな一面も持っている。圧倒的な演技を披露するユ・スンモクはミン・ソヒの父でタクシー運転手のミン・ヨンゴン役を演じる。全てのチームがほしがるエースのミン・ソヒが交通調査係にいる理由は、タクシー運転をしながら一人で彼女を育ててきた父親の影響が大きいという。2人が親娘として披露するケミストリー(相手との相性)も見どころだ。

この日、何より目を引いたのは、TCIの最高のチームワークだった。その秘訣は、台本読み合わせ前に、息を合わせるため、よく集まっていたためだという。俳優たちは口をそろえて「チームワークと言えばTCI、抜群のティキタカをお見せする」と自信を示した。

このような中、公開された2種類の予告ポスターは「クラッシュ」への期待をさらに高めた。車が次々と衝突(クラッシュ)する危険な瞬間と事故を調査し、収拾する警察の姿が写されている。韓国ドラマで初めて交通犯罪に着目し、殺人事件よりも多くの被害者を量産している道路上の犯罪をリアルに描き、警鐘を鳴らす同作は、一瞬も目が離せないハイパーリアリティ捜査劇の大家パク・ジュヌ監督と、TCIの5人組が息を合わせることで、関心を集めている。

制作陣は「俳優の皆さんが発揮する相乗効果が際立った台本読み合わせの現場だった」と現場の雰囲気を伝え「『クラッシュ』は今までまともに取り上げられたことのない交通犯罪。そしてイ・ミンギとクァク・ソニョン、ホ・ソンテ(同日、健康上の理由で不参加)、イ・ホチョル、チェ・ムンヒが演じる『交通犯罪捜査チーム』についての話だ。日々増加する交通犯罪の中で、生活密着型交通犯罪という、なかなか注目されない悔しい事件をチームTCIが最後まで追跡する。この過程で多くの視聴者に共感と痛快なカタルシスを届ける予定だ。5月13日に放送がスタートする」と伝えた。

記者 : キム・ミョンミ