ハ・ジョンウ、監督を務めた「ロビー」のクランクアップを報告…パク・ヘス&SUPER JUNIOR シウォンらの共演に期待

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写真=MICHIGAN VENTURE CAPITAL
ハ・ジョンウが3本目の演出作の撮影を終えた。

MICHIGAN VENTURE CAPITALの関係者は16日、「ハ・ジョンウ監督の映画『ロビー』が、2023年12月27日にクランクアップした」と報告した。

同作は、研究は完璧、ビジネスはゼロ、ゴルフとは疎遠のチャンウク(ハ・ジョンウ)が、スマート道路国家事業を取得するために繰り広げるロビーゴルフをめぐるストーリーを描いた作品だ。

監督と俳優の一人二役を成し遂げたハ・ジョンウは、「韓国映画が低迷している時期に、この作品を完成させることができて心より感謝している」とし、「セリフも多くて事前にセリフを合わせるのが重要だったので、台本の読み合わせを5月から10回ほど行ったが、俳優の方々が積極的に協力してくださって感謝している」と俳優たちに感謝の言葉を伝えた。

また、「映画はすべてのスタッフと俳優たちが力を合わせることが重要であると、改めて感じた撮影だった」とし、「とても大きなプレゼントと祝福をもらったようだ。後半の作業に最善を尽くし、面白い作品で挨拶したい」と撮影を無事に終えて感謝を伝えた。

ハ・ジョンウの演出作品は今作が3本目だ。デビュー作「ローラーコースター」は、怪しい飛行機に乗ってから繰り広げられる奇想天外な話を愉快に描き可能性を証明した。また、2本目の作品「いつか家族に」を通じて、温かい父性愛と時代が交差するヒューマンドラマで安定的な演出力を誇った。そのため、3本目の作品への期待が高まっている。

ハ・ジョンウのほかに、「ロビー」のキャスティングも興味深い。莫大な予算の国家事業を取るため対立する、一時は親友だったがライバルでもあるチャンウクとグァンウは、それぞれハ・ジョンウとパク・ビョンウンが務めた。ハ・ジョンウが演じるチャンウクの人生は、仕事と研究だけ。ゴルフは関心さえ持ったことがない“ゴルフの素人”だ。そのような彼が直面した一世一代の勝負が、初挑戦のゴルフだ。

入札の決定権を持つ二人の“甲”として、実務責任者であるベテラン公務員チェ室長をキム・ウィソンが、実務には関心がないが野望は大きいチョ長官はカン・マルグムが務めた。“ゴルフマニア”という共通点以外は、お互いにライバル関係である。チャンウクとグァンウがそれぞれ“ロビー”の対象として決めることからストーリーは展開される。

接待ゴルフを勧めるチャンウクの右腕のキム理事役にクァク・ソニョン、チャンウクの年下のいとこで伏兵のホシク役は新人のオム・ハヌルが務めた。チェ室長をチャンウクに紹介してくれるパク記者はイ・ドンフィ、両チームが同じ日、同じ時間にゴルフをすることになるゴルフ場の代表はパク・ヘスが務める。

そして、チャンウクがロビーゴルフのサポーターとして投入するチェ室長の最愛ゴルファーのチンプロ役は新人のカン・ヘリム、グァンウが呼び寄せたチョ長官の最愛であり往年のトップスターのマ・テス役はSUPER JUNIORのシウォンが演じる。またこの“ロビー”とは別に、ゴルフ場の代表がグリーンベルトの解除を狙って投入するガルシニ神父役はヒョン・ボンシク、チョ長官の学校の後輩でゴルフ場の代表の妻であるダミ役はチャ・ジュヨンが出演し、映画に初挑戦する。

ハ・ジョンウ監督の演出作「ロビー」は、後半作業を経て公開される予定だ。

記者 : ナム・ヘヨン