イ・ソンギュンさんの捜査情報を流出…仁川の警察官を緊急逮捕

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麻薬投薬の疑いで捜査中に亡くなったイ・ソンギュンさんの捜査情報を流出した疑いが持たれている韓国・仁川(インチョン)警察庁所属の警察官が、緊急逮捕された。

京畿(キョンギ)南部警察庁は昨日(21日)、仁川警察庁の麻薬犯罪捜査係に対する追加押収捜索を行い、この過程で現職警察官のD氏を逮捕したと明らかにした。D氏は京畿南部警察庁に移送され、警察は捜査情報の流出経緯を調査し、押収した物を分析する予定だ。

京畿南部警察庁は1月15日、仁川警察庁から捜査情報流出の経緯を把握してほしいという依頼を受けた。仁川警察庁が直接調査する場合、公正性が保証できないと判断したためだ。

これにより警察は1月、仁川警察庁の麻薬犯罪捜査係の事務所とイ・ソンギュンさん関連の報道をした、あるメディアを相手に押収捜索を行った。

ただし、D氏は流出問題が浮上した時点では、麻薬犯罪捜査係ではなく、他の部署に勤めていたことが分かった。

イ・ソンギュンさんは昨年12月27日に亡くなった。彼は昨年初頭から、ソウル江南(カンナム)の風俗店の従業員A氏の自宅で、数回にわたって大麻などの麻薬を投薬した疑いが持たれている。麻薬投薬の疑いで3回の警察調査を受けた彼は、一貫して容疑を否認した。彼は簡易試薬検査、毛髪精密鑑定、追加体毛採取後に行われた精密検査などで全て陰性判定を受けた。

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記者 : イ・スルギ