イム・チャンジョン、株価操作の被疑者として検察の調査を受ける

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写真=Newsen DB
歌手兼俳優のイム・チャンジョンが、株価操作事件に関連し、被疑者として先週検察の調査を受けていたことが分かった。

18日、ソウル南部地検・金融証券犯罪合同捜査部(部長検事:ハ・ドンウ)は、イム・チャンジョンについて「資本市場法違反などに関連し、事件の被疑者として召喚調査した」と明かした。

検察は、イム・チャンジョンがH社に投資した経緯と、また彼らの操作を認知していたかどうかなどを調べているという。

イム・チャンジョンはH社に30億ウォン余り(約3億円)を預けた。彼は過去、株価操の作をしていた団体が開いたパーティーに参加した。2022年12月に開かれた投資家の集まりでは、H社のラ・ドクヨン代表に向かって「宗教だ」と語った。そのため株価の操作に関わったのではないかという疑惑が浮上した。

しかし、イム・チャンジョン側は「30億ウォンを投資したが、今は1億8900万ウォン(約2000万円)が残っている」とし、「僕も被害者であり、株価の操作に関与したことはない」とコメントした。投資家の集まりでの発言については、「招待された歌手としてマイクを渡され、雰囲気に流されて誇張した発言をしてしまった。後悔し、反省している」と釈明した。

検察は現在、拘束起訴されたラ・ドクヨンをはじめ、SG証券発の株価操作に関与した組織員と顧問弁護士、会計士など56人を起訴して裁判にかけるなど、関連の捜査を続けている。

検察によると彼らは、2019年5月から昨年4月まで、収益金約定などを通じて投資家から誘致した投資金で8銘柄の株価を操作し、約7305億ウォン(約700億円)の不当利得を得た疑いが持たれている。

記者 : イ・スルギ