Swings、フルアルバム「Upgrade V」を発売“準備期間は僕の人生において必要な時間だった”

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写真=P NATION
ラッパーのSwingsが、約4年ぶりにフルアルバムを発売した。

Swingsは3月8日、音楽配信サイトを通じてフルアルバム「Upgrade V」を発売。今作はSwingsが長い空白期間の末に自信を持って発売するアルバムで、17曲の完成度の高いトラックを通じて、トレンディーで強烈なSwingsの自信に満ちた音楽世界を楽しむことができる。

また「Upgrade V」はSwingsがP NATIONと専属契約を締結した後初めて発売するアルバムであり、ヒップホップレーベルAP ALCHEMYのCEOになってから披露する作品であるという点で、より意義深い。

――「Upgrade IV」以来約4年ぶりにフルアルバムを発売しました。感想を教えてください。

Swings:あまりにも空白期間が長かったので、ファンの方々に申し訳なかったです。待っていてくれてありがたい気持ちばかりです。これからは本当に音楽だけをやりたいけれど、やりたいことばかりやってはいけないのが現実なので、どんなことも最善を尽くしてやりこなしたいです。

――P NATIONと契約を締結してから発表した初めてのアルバムです。制作過程を教えてください。

Swings:曲をPSY(サイ)兄さんに聴いてもらい、修正する必要が出てくるとその楽曲に物足りなさを感じましたし、引き続き自分のことを疑うようになりました。楽曲制作をする際、多くの勇気が必要だっただけに、人生においても絶対に必要な時間だったと思います。Just Musicでは「気に入らなくても一旦やってしまおう」という感じが強かったけれど、今回は完璧にやろうと思ってやりました。正直に言って大変で怖かったけれど、振り返ってみるとこれからもこのようにして音楽制作をしていくと思っています。聴き手を喜ばせたい気持ちが優先だからです。

――フルアルバムのタイトルはいつも「Upgrade」です。特別な意味があるのでしょうか?

Swings:世界で一番好きな単語の一つが“アップグレード”なんです。今回の「Upgrade V」はシリーズのうち、6番目の作品です。

――「Upgrade V」にはなんと17トラックが収録されています。どのような内容を盛り込みたいと思ったのでしょうか?そして「WORK」をタイトル曲に選んだ理由は何ですか?

Swings:今回の「Upgrade V」には、「誰がなんと言っても僕は絶対自分を守る」という一つの大きなストーリーを盛り込みました。誰が僕のアルバムを聴いても、一曲だけでも届いてほしいと思いながら作っていたら17曲が完成しました。「WORK」は一番惹かれる曲だったので、タイトル曲にしました。

――先行公開された「THE FUTURE(Feat. Raf Sandou、Prod. SHREDDED)」で華やかなカムバックを知らせました。この曲を先行公開した理由を教えてください。

Swings:「THE FUTURE」は、かっこよくてトレンディーなサウンドの曲です。まだ“トレンディー”な曲を作っているということを証明したくて、先に公開しました。

写真=P NATION
――先行公開曲「THE FUTURE」とタイトル曲「WORK」を除いて、おすすめしたい曲は何ですか?

Swings:16番トラックの「JUMP」です。最も叙情的な歌の一つであり、現在の心境が最もたくさん盛り込まれた曲です。イージーリスニングが好きな方にはCRUSHとコラボした「聴いてる?2024」をおすすめします。

――最近ダイエット、CEOへの変身、第3外国語の勉強など様々なチャレンジを続けながら話題を集めています。それ以外で関心を持っていることはありますか?

Swings:格闘技(特にブラジリアン柔術)、ボクシング、レスリングなどをやっていますが、とても面白いです。体が強くなると心も強くなるのを感じたので、もっと好きになりました。そして変わらずもっと強くなりたいと思っています。

――アーティストSwingsとしての目標は何でしょうか?

Swings:もっとたくさんの、かっこいい楽曲を発売することです。本当にかっこいい、誰が聴いても「わあ……」と思える音楽を作りたいです。ビジュアル的には理想だと思っている体を作りたいです(笑)。

――最後にアルバムの発売を待っていたファンと「Upgrade V」のリスナーに一言お願いします。

Swings:たくさんの期待してくださりありがとうございます。僕の活動はこれからですし、もっとクオリティの高い音楽を作ることを約束します。待っていてくれて本当にありがとうございます。

記者 : ペ・ヒョジュ