【REPORT】若葉竜也、ジン・デヨンとのキャラ被りを主張!?映画「ペナルティループ」舞台挨拶に出席“僕らは似ている”
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最愛の恋人の唯を素性不明の男・溝口に殺された岩森は、自らの手で犯人に復讐することを決意。綿密な計画を立て、完璧に復讐を実行したはずだったが、翌朝目覚めると、時間が昨日に戻っていることに気づく。困惑しながらも復讐を繰り返す岩森は、昨日殺した敵を、今日もまた殺す。自らが選んだはずの復讐のループが否応なく繰り返される。
岩森の敵・溝口役の伊勢谷友介にとって久々の俳優業。「大変ご無沙汰しております!」と元気に挨拶し「ここでも俺は罰せられるのかと思った。10回殺されるのは仕方がないとは思いつつ、でも途中で嫌になりました」と自虐を込めて役柄を紹介した。
そんな伊勢谷友介は、初共演の若葉竜也について「なんて柔軟な役者なのかと思った。尊敬してお芝居が出来て、打ち解けて楽しく信頼を持ちながら共演することが出来た」と絶賛。しかし当の若葉竜也からは「僕の名前を今日も“わかばやし・たつや”と間違えた。わざとじゃなくてナチュラルにやっている」とのクレームが。
これに伊勢谷友介は「でも“若葉”って名前いなくない?俺は悪くない」と無茶苦茶なことを言うと、若葉竜也も負けずに「伊勢谷も珍しいでしょ!」などと言い返して、場内大爆笑となった。
また、ループの鍵を握る謎の男を演じたジン・デヨンが「日本語を少ししか理解していない僕に、みんな凄く優しく説明してくれて、撮影では何の問題もありませんでした」と感謝すると、若葉竜也は「ジンさんと俺は似ている。髭を生やしたらキャラがかぶる」と謎の主張。登壇者全員から「似ていない!」と否定されていた。
続けて、「これから10年はこの映画の俳優陣のように、事務所を辞めた人、事務所を自分で作った人、しばらくぶりに復帰した人、韓国から国境をまたいできた人……全員自分に責任を持っていて、どの発言をしても自分で責任を持たなければいけない人たちが今後は増え、活躍する」と話した。
最後に主演の若葉竜也は「娯楽が溢れかえった2024年に、俺は何を見たのかと思わせることが出来る作品を作れたと思います」と自負し「ちょっとでも悪いことをしたら殺してもいい、何を書いてもいいという今の変な時代はほとんど魔女狩りだと思う。その心のままでは日本としてもダメだと思う。本作は伊勢谷友介さんの復帰作です。今日のことを記事に書くのであれば、この映画にかけつつ抱腹絶倒な記事でお願いします!」と報道陣に呼び掛けていた。
映画「ペナルティループ」は3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開。
■作品情報
「ペナルティループ」
2024年3年22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開
脚本・監督:荒木伸二
出演:若葉竜也、伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨン
配給:キノフィルムズ
製作:木下グループ
映倫:PG12
上映時間:99分
(C)2023「ペナルティループ」FILM PARTNERS
<あらすじ>
「おはようございます。6月6日、月曜日。晴れ。今日の花はアイリス。花言葉は“希望”です」岩森淳が朝6時に目覚めると、時計からいつもの声が聞こえてくる。
岩森は身支度をして家を出て、最愛の恋人・砂原唯を殺めた溝口登を殺害し、疲労困憊で眠りにつく。翌朝目覚めると周囲の様子は昨日のままで、溝口もなぜか生きている。そしてまた今日も、岩森は復讐を繰り返していく。
■関連リンク
「ペナルティループ」公式サイト
記者 : Kstyle編集部