「高麗契丹戦争」チェ・スジョン、イ・ジェヨンの正体を知る…スリルある展開に【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「高麗契丹戦争」放送画面キャプチャー
イ・ジェヨンの正体に気づいたチェ・スジョンがもう一度知略を巡らせ、最高のスリルを与えた。

18日に韓国で放送された公営放送50周年特別企画KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」第26話では、顕宗(キム・ドンジュン)が内部の反乱を防ぐためキム・フン(リュ・ソンヒョン)とチェ・ジル(チュ・ソクテ)に屈服した。反乱に成功したチェ・ジルは、日々意気揚々とし、ついに調整機構の改編まで要求し、怒りを誘発した。

同日の放送の視聴率は11.5%(ニールセン・コリア、全国世帯基準)で自己最高視聴率を更新したことはもちろん、同時間帯に放送された週末ドラマの中で1位になった。特に、チェ・ジルがウォンソン(ハ・スンリ)とキム・ウンブ(チョ・スンヨン)の行方を聞くカン・ガムチャン(チェ・スジョン)を蹴るシーンは、瞬間最高視聴率が12.7%(全国世帯基準)まで跳ね上がり、関心の高さを証明した。

同日の放送で、東・西北面の兵士たちは「皇帝が武官の要請をすべて受け入れたので、それぞれの任務に戻れ」というウォンジョン皇后(イ・シア)の教書を受け、混乱に陥った。西北面の兵士たちを率いて開京に向かっていたユ・バン(チョン・ホビン)は悩んだ末、回軍を決めたが、カン・ガムチャンは皇后の教書を破り、すぐに宮殿に進軍した。

キム・ウンブは皇帝に高麗軍同士で戦闘する場合、骨身を削る努力で再建した高麗の精鋭兵たちが虚しく死ぬとし、反乱軍に屈服することを勧めた。顕宗は「曲げない。僕がこの高麗のために、あなたたちがこうして心を一つにして高麗のために頑張るなら、僕たちは必ず再び立ち上がることができる」とし、東北面の兵士たちが到着することだけを待っていた。

パク・ジン(イ・ジェヨン)は皇后のところを訪れ、「東北面の兵士たちが開京に着く前に全てを終わらせなければならないとし、正殿の外にいる兵士たちを処断できるようもう一度教書を出してほしい」と要請した。決断を下したキム・フンとチェ・ジルは反乱軍とともに教書を持って正殿に向かった。反乱軍と護衛軍は互いに切り裂くなど殺傷を始めた。護衛軍を処断した反乱軍は門を蹴って正殿に押しかけ、すぐに龍床(王が座る椅子)の前を塞いだ臣下たちの胸ぐらをつかんで引っ張り出した。

顕宗は直ちに東北面の兵士たちに調書を下し、回軍を命じろというチェ・ジルに「僕がお前たちに屈服すると思うか。自信があれば僕を切ってみろ。皇帝を殺害しても生き残る自信があれば一度やってみろ」と怒りを爆発させた。これに対し、チェ・ジルはその場で刀を抜いて臣下の腕を切った後「今度は首を切ります。ここにいる臣下たちを一人ずつ殺します」と顕宗に圧力をかけた。顕宗は内部の反乱を防ぐためキム・フンとチェ・ジルの提案をすべて受け入れると屈服し、開京に到着した東北面の兵士たちを再び帰した。

キム・ウンブと彼の家族、ウォンソンまで静かに消えたという事実を知った顕宗は、このすべてが反乱軍の仕業であることに気づき、落胆した。特に、彼は自身に内緒で教書を送ったウォンジョンのところを訪れ、自分を裏切って逆賊と手を組んだと怒りをぶちまけた。ウォンジョンは「信じられないと思いますが、心から陛下を守るためにしたことです。協力しなければ皇帝を害すると脅かされました」と嗚咽した。

立っていることさえできないほど満身創痍の体になったチ・チェムン(ハン・ジェヨン)はカン・ガムチャンに顕宗に行けるよう協力してほしいと頼み、カン・ガムチャンは宮殿の代わりに開京の外に行って消えたウォンソンを探して保護してほしいと頼んだ。同じ時間、小さな庵に抑留されたウォンソンは兵士たちに連れて行かれた。パク・ジンの計略で死の危機に置かれたウォンソンは、自身を殺そうとする兵士たちを懐柔した。

顕宗を直接仕えるようになったチェ・ジルは傍若無人になった。パク・ジンを開城府尹(開城府の最高官職)に任命してほしいと要請し、常参(常参に参加した常参官の略称)以上の武官は文官を兼職するようにしてほしいなど、朝廷の改造まで要求した。武官たちの蛮行に頭を悩まされていた顕宗は、混乱する臣下たちにどんな侮辱があっても耐えてほしいと頼んだ。

一方、チェ・サウィは今回の反乱の背後としてパク・ジンを疑った。彼はカン・ガムチャンに蒙塵(王が乱を避けて都を抜け出すこと)中に皇帝を襲撃した人もパク・ジンだと確信した。放送の最後にカン・ガムチャンは皇帝を攻撃した時、傷ついた刺客を思い出した。パク・ジンの肩に残った傷を確認したカン・ガムチャンは「お前を皇帝陛下を殺害しようとした大逆罪人として追捕する」と宣言するラストシーンで緊張感を高めた。

記者 : チェ・イジョン