「高麗契丹戦争」キム・ドンジュン&チェ・スジョン、軍事力の強化に力を入れる【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「高麗契丹戦争」放送画面キャプチャー
カン・ガムチャンと顕宗が、軍事力の強化に力を入れ始めた。

2月4日に韓国で放送された公営放送50周年特別企画KBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」第24話では、3年ぶりに開京宮に戻ってきた顕宗(キム・ドンジュン)が高麗の平和のために全力を尽くす聖君の姿と共に、皇室に反発するキム・フン(リュ・ソンヒョン)、チェ・ジル(チュ・ソクテ)の乱が幕を開け、緊張感を高めた。

この日、武官たちの反発の中で、東北面に到着したカン・ガムチャン(チェ・スジョン)は、女真の地に設けておいたキム・ウンブ(チョ・スンヨン)の住居で彼と感激の再会を果たした。すぐに東北面の状況点検に突入したカン・ガムチャンは、軍人たちの兵舎をはじめ、不十分な戦闘記録を指摘するなど、軍事力増強に本腰を入れ始めた。

顕宗も契丹軍からの侵略に備えるために六衛の兵士を増員し、訓練に拍車をかけるよう命じた。また、地方の兵士たちの戦闘力を高めるために、地方の官軍を一品軍と二品軍に分けるなど万全の準備に入った。

チェ・ジルは、御史台の官吏たちが集団行動を起こした将軍たちを尋問すると、皇室の大臣たちに対する反感を募らせた。チェ・ジルは自ら御史台の会議室を訪れ、チャン・ヨヌ(イ・ジフン)に向かって自分が主動者であると大声で叫ぶなど、敵対的な態度を見せ、見る人々の怒りを誘った。

顕宗は、キム・フンとチェ・ジルに厳罰を下すよう求める大臣たちに「過去の戦乱で大きな功績を立てた彼らを罰することはできない」とし、「たった一人の武官も大切にしなければならない時だ」と、これ以上話題にしないようにと言った。

パク・ジンはチェ・ジルに会い、「何度も武官たちの自尊心を踏みにじるあの愚かな皇帝を制圧し、失意に陥った高麗の武将たちを立て直すことで、武将たちが高麗をより一層しっかり守るようにすべきだ」とし、反逆を起こすよう促した。

カン・ガムチャンは九龍山(クリョンサン)付近の村を略奪し、哨兵たちを皆殺しにして離れた女真部族を奇襲することにした。彼は「高麗を攻撃した部族は徹底的に報復され、高麗に協力した部族は保護されるという認識を植え付けなければならない。彼らが占領していた土地が高麗の新しい国境になるだろう」と兵士たちの士気を高めた。

最初の出撃に出たカン・ガムチャンは、不器用な武術で危機に陥る場面もあったが、イ・ジャリム(チョン・ジヌ)をはじめ、兵士たちと力を合わせて勝利を収めた。敵をすべて殲滅した高麗軍は、槍を持ち上げて歓声を上げ、勝利の喜びを満喫した。

一方、ウォンジョン皇后(イ・シア)は、ますます親密になる顕宗とウォンソン(ハ・スンリ)の仲に嫉妬した。彼女は「嫉妬など感じないようにした。普通の女でいたくなかった。でも、もうダメね。殺してでも別れさせたい」と涙を流した。

ウォンソンは、無事に高麗に戻ってきた父キム・ウンブと再会した。顕宗は抱き合っているキム・ウンブとウォンソンを見て微笑んだ。

時は、西暦1014年10月となった。契丹は再び高麗を侵略した。高麗は興化鎭戦闘の奮戦を経て、もう一度契丹軍を撃退した。3年ぶりに再び開京宮に戻ってきた顕宗は、「その間、高麗はもう一度戦乱を経験した。私たちが引き続き力を付けていけば、必ず敵を全滅させる日が来るだろう」と言い、「その日まで皆、死力を尽くしてほしい。高麗が平和を手に入れる道は、ただこの戦争に勝利することだけである」と臣下たちに頼んだ。

放送の終盤、パク・ジンの策略に騙されたチェ・ジルとキム・フンが自分の意見に賛同する兵士たちと一緒に反乱を起こす姿がエンディングを飾り、スリリングな展開にした。

記者 : イ・スルギ