「幻影恋歌」ホン・イェジ、パク・ジフンを助けるために奮闘【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「幻影恋歌」放送画面キャプチャー
パク・ジフンが記憶を失って、衝撃を与えた。

韓国で13日に放送されたKBS 2月火ドラマ「幻影恋歌」第12話では、サジョ・ヒョン(パク・ジフン)とアッキ(パク・ジフン)が、同時に危機に陥った隙を利用して自分の野心を満たそうとするサジョ・ユン(ファン・ヒ)と、彼を止めようとするヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)の対立が描かれた。

かつてアッキは、ヨンウォルを救うために“心の空間”の外に飛び出し、毒を打たれて動けなくなったサジョ・ヒョンに代わって国政を担っていた。彼は豪放磊落な性格で朝廷の重臣たちを制圧し、サジョ・ユンを反逆罪に問い、牢獄に入れた。しかし、アッキも巫女のチュンタ(ファン・ソクジョン)に毒針で刺されてしまい、ヨンウォルは解毒剤を探しに行ったが無駄足を踏んだ。さらに、麻痺しているサジョ・ヒョンがアッキに代わって再び肉体を支配することになり、新たな危機的状況が生まれた。

皇后のグムファ(ジウ) は、夫が全く動けなくなった状況を利用して、チャンスだと考えた。彼女はわざとサジョ・ヒョンの寝床で夜を過ごし、ヨンウォルがそれを見てしまい、再び登場人物の関係がねじれ始めた。

民心を掌握し、秘密の軍隊を養成した後、クーデターの準備をしていたサジョ・ユンはもちろん、王の義父でグムファの父親であるチン・ムダル(カン・シンイル)までもサジョ・ヒョンを倒す計画に賛同した。王が倒れ、朝廷会議を何日も欠席し、彼の体に悪霊が宿ったという噂が広まると、朝廷の重臣と民衆は立ち上がった。また、周辺国の侵略により国境まで崩壊したため、グムファはサジョ・ユンを一時的に釈放し、療養を理由にサジョ・ヒョンを宮中から追い出すことに決め、状況はますます悪化した。

こうして“心の空間”で再会したサジョ・ヒョンとアッキは、いつもいがみ合っていたこれまでとは違い、お互いへの哀れみと共感を覚えた。サジョ・ヒョンは寝床に横たわり、何もできないままアッキに向かって切ない視線を送った。チュンタの毒針によって少し動いただけで全身に燃えるような痛みが走るアッキは、自由に動くことができなかった。サジョ・ヒョンは、自分が刃物を抜いてあげるから近寄るようにと合図を送り、アッキは苦しみに悶えながら彼の元へ這って行った。

ヨンウォルは、サジョ・ヒョンの麻痺を治す解毒剤を探すために、ジンフェ国の第4王子ファン・ガロン(ミン・ソンホン)に会いに行くことにした。水に溺れて死にそうになりながらも、辛うじてファン・ガロンと対面したヨンウォルは、絶望的な気持ちで彼の妻になるという頼みを受け入れ、その見返りに解毒剤をもらって帰ってきた。しかし、その解毒剤は、アッキに刺された刃物を抜かなければ効き目がないものであったため、ヨンウォルはサジョ・ヒョンの助けを借りて、再び“心の空間”にたどり着いた。

ヨンウォルは、サジョ・ヒョンの意識の中に入ってアッキの刃物を抜こうとしたが、その時、グムファが王の宮廷に向かっていることを知り、急いで目を覚まし、身を隠した。しかし、内禁衛がヨンウォルを追いかけ、その時、彼女は崖の下に転がり落ち、気を失ってしまった。3日後に目が覚めたヨンウォルは、サジョ・ヒョンの安否を尋ねた。そしてヨンウォルが向かった先には、元気に回復して動くサジョ・ヒョンがいたが、彼がヨンウォルをみて誰なのかと尋ねる衝撃の展開が描かれ、視聴者を驚愕させた。

記者 : カン・ソジョン