「幻影恋歌」パク・ジフン&ホン・イェジに悲劇?息詰まる展開【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「幻影恋歌」放送画面キャプチャー
パク・ジフンと「PRODUCE48」出身のホン・イェジの胸の痛む別れが描かれた。

韓国で26日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「幻影恋歌」第15話では、体の主人になろうと再び対立し始めたサジョ・ヒョン、アッキ(パク・ジフン)、そして彼のそばで気をもむヨンウォル(ホン・イェジ)の姿が描かれた。

ヨンウォルは一生頼りにしていた師匠を失った悲しみに捕われ、サジョ・ヒョンに別れを告げた。その心を取り返すことができないということを知ったサジョ・ヒョンは、やむを得ず宮殿に戻ったが、自身が周辺の人々の計略に陥ったということに気づいた後、皆を警戒し始めた。彼が帰ってくると、今まで国政を指揮したサジョ・ユン(ファン・ヒ)は、一歩下がって寝刃を合わせるしかなく、これまでサジョ・ヒョンの心を読むことができたアッキも彼の本音を覗き見ることができなくなり、さらに激しい葛藤が始まった。

皇后のグムファ(ジウ)親子の悪行は続いた。記憶が戻ったとし、お腹の中の子供が誰の子なのかと追及するサジョ・ヒョンに、グムファは「アッキと合宮(一緒に寝ること)しました」と言い繕って最後まで彼をだまし、秘密がばれるのを恐れ自身の護衛武士ノリサ(ムン・ユビン)まで処理する残酷な一面を見せた。王の義父で大尚書であるチン・ムダル(カン・シニル)は、サジョ・ユンの右腕のギチュル(チョ・ハンジュン)を自分の味方に抱き込もうとするなど、手を伸ばし始めた。

サジョ・ヒョンは以前ヤン・ジェイ(キム・ドンウォン)から受けた刺客団「風の剣」の隠居地が表示された地図を確認し、そこに駆けつけてヨンウォルの状況を見守った。首長が死亡した後、風の剣の団員たちからほのかな恨みを買っていたヨンウォルは結局、群れを離れることを決心した。遠くから見守っていたサジョ・ヒョンは彼女の前に姿を現し、ヨンウォルはサジョ・ヒョンが記憶を取り戻したのではなく、ただアッキを撹乱させるために孤軍奮闘中であることに気づいた。

「心の空間」で再び会ったサジョ・ヒョンとアッキの息詰まる心理戦も繰り広げられた。アッキはグムファと合宮したのは事実だと嘘をつき、サジョ・ヒョンはアッキがこれ以上自分の心を読めないことに気づいた。ヨンウォルは、目覚めたアッキが自分を訪ねてくると、強い執着を感じると同時に、その欲望のためにサジョ・ヒョンが危険になると判断した。彼女は、サジョ・ヒョンとアッキが共存できる方法を見つけることができるだろうと、彼を慰めながらも、消滅を恐れるアッキを見ながらなんとなく哀れな気持ちも感じた。

放送の終盤、アッキはサジョ・ヒョンを封印する見返りに、王位をサジョ・ユンに譲位することで取り引きした後、巫女のチュンタ(ファン・ソクジョン)とクィギ堂で会った。尋常でない雰囲気を感じてクィギ堂に接近したヨンウォルは、儀式を行うアッキを起こそうとしたが、彼は微動だにしなかった。「心の空間」から抜け出したアッキはヨンウォルを眺めながら「ごめんね」と言い、悲劇を予感するように絶叫するヨンウォルの姿が息詰まるエンディングを飾った。

記者 : イ・ハナ