原作にない落馬シーンも…ドラマ「高麗契丹戦争」の原作者が不満を吐露“三流から抜け出してほしい”

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「高麗契丹戦争」の原作者である作家のキル・スンスがドラマの展開に不満を表した。

キル・スンスは最近、自身のブログに「第16話、ヤンギュの戦死以後の原作の内容」と題した文章を通じて、ドラマ「高麗契丹戦争」のストーリー展開に不満を表した。

彼は「当然、KBS 2TV『高麗契丹戦争』第18話に描写されたヒョンジョン(キム・ドンジュン)の落馬は原作にない。歴史的な事実を十分に熟知して、諮問も十分に受けて、台本を書くべきだが、十分に熟知していないのだと思う。台本の脚本家が交代した後は、戦闘シーン以外は僕の諮問を受けていないので、内部事情が正確に分からない」と話した。

続けて「脚本家が、わざと原作の内容を避けて自分の作品を書こうとしているのが見える。原作を避けようとする過程で、その中にある歴史まで避けて書いているようだ。このような人が公営放送KBSの時代劇の脚本を書いているなんて信じられない」と批判した。

また、ヒョンジョンの落馬については「ヒョンジョンという人物について制作陣にしっかり説明したけれど、結局、脚本家が勝手に書いてこのようなことが起きた。韓国史上、最も名高い君主と評価されている人をバカにしている。脚本家の問題が思ったより深刻だ。『太宗イ・バンウォン』でも、馬であんなに苦労したのに、また落馬だなんて」と、皮肉を言った。

彼は「KBSの原作契約は出版された『高麗契丹戦争:高麗の英雄たち』だけでなく、今書いている『高麗契丹戦争:亀州大捷』まで(契約)されている。『高麗契丹戦争:亀州大捷』は400ページほどがKBSに提供された。ヤンギュが死亡した後、戦後の復旧部分を盛り込んだ内容だ。この作品が三流ドラマから抜け出すことを祈っている」と話した。

14日に放送されたKBS 2TV「高麗契丹戦争」では、ヒョンジョンが自身の改革に反対するカン・ガムチャン(チェ・スジョン)との対立が描かれた。特に、ヒョンジョンの落馬シーンについて、視聴者から歴史的事実とは異なるという批判の声があがっていた。

KBS 2TV「高麗契丹戦争」は、韓国で毎週土曜日と日曜日の午後9時25分に放送されている。

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記者 : チャン・ウヨン