IU、新曲に込めたファンへのメッセージを公開「ずっと愛を育んでくれてありがとう」

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写真=Newsen DB
IUがユエナ(IUのファン)にメッセージを残した。

所属事務所のEDAMエンターテインメントは18日、公式SNSを通じて先行公開曲「Love wins」のトラックのイントロを公開した。

公開されたイントロの全文で彼女は「誰かは今を大嫌悪の時代という。確かに愛が溢れている時代ではないと思う。目に見える敵意と無関心でますます寒くなっていく灰色の世界で、目に見えない愛を武器に勝利を望むことが時々、とんでもないことに感じられる時もある。でも、経験によると、憎しみは勢いのある瞬間でもいつも一人だ。一方で、愛は逃げたり、壊れたり、暮れたりする時、いつも一緒だ。愛には十分勝算がある」と語り始めた。

続けて「愛することを妨害する世界で、最後まで愛するため努力する人々の話を盛り込んだ」と伝えた。

IUは「余談だけど、5曲が収録されたこのアルバムには私が愛する人々に、特に私のファンに捧げる2曲がある。その中の一つが『Love wins』だ。突然、大きな愛を受けて一夜にして人生が変わった18歳から今まで、終わる事について一日も想像しなかった日がない。 漠然と寂しく、恐ろしく、また当然のことだと思った。ところが、こんな風に毎日毎日、十数年間のことを考えたら、気持ちも少しずつ変わった。今はあまり怖くない。その瞬間、残念な気持ちがもっと大きくなったり、寂しくなるとは思わない。何より、そんなに近そうにない」と語った。

写真=EDAMエンターテインメント
また「悲観的で心配性な子だった私がこの間に、これほど変わることができたのは、このように細々と続いてきた十数年間、毎日私を安心させてくれた誰かがいたからだと思う。その人々のおかげで、考えてみれば私はIUとして生きていて、一瞬も一人だったことがない。一度も私を一人にしなかった私の誠実なファンたちに。生まれたときからドライだったかもしれない私の心の中に、いつまでも愛を育んでくれてありがとうと言いたい。また、どんな理由なのか分からないけれど、いつも私のそばを選んでくれて本当にありがとうという言葉も。あなたたちが私にそうしてくれたように私もあなたたちが昇る時と暮れゆくその瞬間、一緒にいてあげたい。そばで『怖くない。私たち、一番素敵に暮れよう』と言ってあげられる人になりたい」と明かした。

さらに「ミニマルでビンテージなピアノイントロで始まり、マキシマムなアウトロに至るまで起承転結がはっきりしたバラードナンバーで『Secret』『Dear Name』『Love poem』『My Sea』など、ファンからたくさん愛されたIUのバラードシリーズを続けていく。後半に行くほど戦闘するように吹き荒れるボーカルと華やかなシンフォニーを連想させる楽器の構成が感情を最大化する」と共に公開された楽曲の紹介をした。

また「まるで空を遊泳するようなリズムとその上に積もるハーモニーのテーマが8分の6拍子の魅力を高め、大きく広がって全体のサウンドを穏やかに包み込むストリングスは曲の幅と深みを加える。IUの繊細なボーカルテクニックと幅広いメロディーの調和、徐々に高まるメロディーについていけば、いつの間にか最後にたどり着いてIUの最後の息ひとつにまで集中することになるだろう」と付け加えた。

先行公開曲「Love wins」はムービングポスターとメインポスターが公開されるやいなや、韓国国内外のユエナがコンテンツの推理を始めた。ムービングポスターの中のどこか怖がるような眼差しと切ない涙、メインポスターの中の「私の貧しい想像力では思いつかない所へ」というフレーズが同曲のジャンルや意味への関心を高めている。

IUの「Love wins」は今月24日午後6時、各音楽配信サイトを通じて発売される。

記者 : イ・ミンジ